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ダイズ油脂肪酸とはなんぞや?

ダイズ油脂肪酸の紹介

ブログで何度か紹介している原料ではあるのですが、

「何コレ?」って声が多かったので、再度ご紹介させていただきます。

 

 端的にいえば、洗浄剤になります。

うちのクレンジング、ナチュセラエターナルオイルには界面活性剤が入っていないので、

別売りでよいので界面活性剤を売ってほしいってな声があったわけです。

ただ、界面活性剤って混ぜるの非常に難しいんですよ。

ただ混ぜるだけでは簡単に混ざらないわけで、それこそ各メーカーの技術力が

試される部分になります。

 

そんな中、これは混ぜるのがすごい楽。

まあ、ロットが大きいという難点があるにはあるんですが、

非常に使いやすい洗浄剤ってことで、取り扱ってみようかなと思ったわけです。

 

ダイズ油脂肪酸ってのは、ダイズ油から脂肪酸を取り出したもので、

これを水酸化Kで鹸化させ、さらにそれを高圧化で超高速撹拌させることで

ナノ化したものになります。

 

石けん水をナノ化させたって思ってもらって問題ないです。

ファットオイルとなっている部分が多く、臭いは油くさいです。

 

ナノ化することで、毛穴の奥にまでしっかり入り込んでくれるとともに、

汚れとの吸着性も高まっています。

こちらを使ったクレンジング剤もいくつか存在します。

 

洗浄性は非常にマイルド。

シリコーンの多いものは落としにくいです。

その分、肌には非常に優しく、つけっぱなしでも問題ないです。

油分が多いので、被膜効果もあります。

 

使い方ですが、まずは100均などでスプレー容器を用意してください。

それに移し替えて使います。

 

ナチュセラエターナルオイルでメイクを浮かしたあと、

ダイズ油脂肪酸をスプレーで吹きかけます。

軽く馴染ませると、肌の上で乳化しますので、

水かぬるま湯で洗い流します。

 

石鹸を使うのが面倒という方には重宝すると思われます。

 

また、先に混ぜて使うこともできます。

その際はダイズ脂肪酸:エターナルオイル=4:1くらいが目安です。

肌や使っているメイクは個々で異なるので、その辺は好みで調整してください。

 

また、水溶性の原料も普通に混ぜれますので、

美容成分を混ぜて使うというのもよいです。

天然ヒト型セラミドを混ぜたり、ヨクイニンエキスを混ぜたりと、

オリジナルのクレンジングを作ることも可能です。

 

自分に最適なクレンジング剤が見つからないという方は、

是非ともご自身で理想のクレンジングを作ってみてください。

 

 

疲れてしっかりメイク落としをする気力がないって時などは、

ダイズ油脂肪酸を直接ふりかけ、メイクと馴染ませて

洗い流すという使い方もできます。

被膜性もありますので、それでスキンケアを終了してもよいです。

 

ただ、メイクの落ちはそこまで高くないので、

朝はしっかり洗顔してください。

また、あくまで緊急の最終手段であるので、常時この方法を

とることはおススメしません。

 

あとは、朝の洗顔にこれだけ使うというのもありです。

メイク汚れは落ちにくいものがありますが、

余分な皮脂だけを、しっかり落としてくれます。

 

殺菌作用、消臭作用もありますので、

汗をかいたあととか、スプレーで吹きかけて、

タオルなりティッシュなりでふき取るだけで、

十分綺麗になります。

 

また、この時期だと足が蒸れたりすることがありますが、

こちらを吹きかけることで、臭いを抑えることができます。

 

ハンドリングが非常に楽な洗浄剤で、

お肌にも非常に優しいってことを理解していただければ十分です。

 

 

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