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ニューロフロリン(Neurophroline)

抗ストレス原料

ひと昔前は、抗ストレス原料ってのは珍しかったのですが、

昨今は増えてきたという印象があります。

 

今回はご紹介する原料は、ニューロフロリンという、

抗ストレス原料です。

 

表示名は水、プロパンジオール、ナンバンクサフジ種子エキス

 

ナンバンクサフジとは南蛮草藤と書くわけですが、

生息地は中国からインドにかけての地域になります。

 

スタキオースとシケリトールという糖を多く含んでいます。

スタキオースは2分子のガラクトース、1分子のフルクトースとグルコースが連なった

四糖になります。

オリゴ糖の一種で、納豆菌を増殖する作用があるといわれます。

ダイズにも多い成分。

シケリトールはシクリトールの一種。

こちらも豆類に含まれている成分。

正直、どんな作用があるのかはわからんけど、

植物の塩耐性、水耐性を上げるための物質らしい。

 

また、ケンフェロール-3-o-ルチノシド 、ケルセチン-3-O-ルチノシド、

パツレチン-3-O-ルチノシド(1) と独特のポリフェノールを含んでいるとか。

 

まあ、どれが抗ストレス作用を示しているのかはわかんないんだけどね。

なんか効きそうな成分が含まれているよーってことで。

 

ストレスは外的なものと内的なものがあり、

どちらもコルチゾールの放出が活性化されます。

コルチゾールが増えると炎症系が活発化します。

 

ニューロフロリンはβ-エンドロフィンの放出を促すことで、

コルチゾールと拮抗させることで、ストレス反応を抑制するというもの。

 

in vitroの実験で、実験系もちょっとよくわからんのだけども、

紫外線によるストレスには効果があるのかなーって感じ。

 

紫外線によるダメージからの復帰が早くなるって効果なので、

日焼け止めとかに入れとくとよいかもね。

 

まあ、塗るだけで気分が良くなる、気持ちよくなるってのは

現実的には難しいでしょうね。

それができるとなると、かなりヤバいものですから。

 

なお、推奨量は0.2~2%

 

 

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