アルガクティブ禅

ALGAKTIV Zen

変わった原料で以前から気になってたんですが、

資料を整理してたらでてきたのでご紹介。

 

製品名はALGAKTIV(アルガクティブ)禅(Zen)。

ネーミングからして非常にユニークです。

原料名で漢字って珍しいですし、その文字が「禅」とな。

 

効果も特殊でストレスホルモンから肌を守るってもの。

ストレス社会ですからね~

 

表示名称はプランクトンエキス、ヒマワリ種子油、トコフェロール

  

プランクトンエキスっては色々あるんですが、

プランクトンは菌の植物版みたいなものです。

プランクトンを培養してエキス化すれば、必要な栄養があらかた揃うってわけです。

肌の栄養ドリンクみたいな?

 

効果としては、細胞賦活作用などのプラセンタ様作用があったりします。

コストパフォーマンスが良ければ、プラセンタの代わりに使うのも

ありっちゃ、ありな成分です。

 

ただ、この禅については、これらの原料と一線を画しており、

通常は水溶性の原料、つまり水やBGにて抽出しているのに対し、

なんとオイルで抽出しているんです。

 

なので、ちょっと扱いにくいって面はありますが、

他のプランクトンエキスとは異なる抽出物となっています。

抽出したオイルがヒマワリオイルってのもよいですね。

 

人はストレスを感じると、コルチゾールというホルモンが

副腎皮質から分泌されます。

コルチゾールは生体維持に必須なホルモンではあるのですが、

量が多くなりすぎると、色々な問題を起こします。

ストレス反応、胃が痛くなったり、頭痛がしたり、イライラしたり・・・

という一連の反応の引き金となるのがコルチゾールになります。

 

ですので、炎症を促進するため、お肌にも影響がでてくるってわけです。

 

禅はストレスホルモンであるコルチゾールの活性を抑制する、

大変ユニークな原料となっています。

 

ホルモンは受容体(レセプター)にくっついて、命令の伝達を行うわけですが、

この禅は、受容体に結合することで、コルチゾールの邪魔をするという効果があります。

まあ、鍵穴に詰め物をして、鍵が使えなくなるって感じですわ。

 

これにより、高い水準でコルチゾールの活性を阻害します。

 

コルチゾールは生体維持に必須といいましたが、

ぶっちゃけ肌においては害悪以外の何物でもないので、

コルチゾールの活性を肌において完全に抑え込んでも

弊害はまったくないです。

 

これが体全体って話になると、ちょっと問題なんですが、

あくまで化粧品原料なので、その恩恵だけを受けれるってわけ。

 

ストレスを感じていない人はおらず、女性の社会進出に伴い、

強いストレスにさらされている女性は多いです。

ですので、このストレスから肌が解放されるだけで、

即効かつ著しく、肌の状態がよくなる可能性は高いです。

 

実際のデータでは一月で肌の明るさがアップし、乾燥肌が改善され、

クマがなくなったとか。。。

特に若い世代の女性には効果テキメンなんじゃないかなーと思います。

 

アンチストレス化粧品ってな感じで商品化しても面白いんでないかな?

ニッチな市場なので、いけなくはないと思いますよー

 

ちなみに推奨配合量は1%。

 

機会があれば使ってみたいかな。

 

 

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