薬機法の改正

そういえば、8月からだったな

2021年8月に、薬機法に関するさらなる改正が施行されました。

決まったていたのは先々月くらいだったと思いますが。

簡単に言ってしまうと、罰則が厳しくなったってとこかな?

 

これまでは、虚偽・誇大広告(薬機法66条)に違反した際の罰金の水準は、

個人・法人ともに最高200万円でした。

うちのような零細にとっては大きな金額ではあるのですが、

ある程度資本があれば、売り逃げできてしまえる額なわけです。

 

ハデに広告展開して、ハデに売って、バックレるってのは、

今での普通に行われていますからね。

 

不当に利益を得た企業への罰則を強化するってことで、

今回は課徴金制度が導入されることになりました。

 

罰金200万円が上限たったのが、その上限が撤廃され、

売上の4.5%が課徴金として徴収されるようになります。

4445万円以上の売り上げを出した場合、罰金が多くなるという計算。

 

原則として虚偽・誇大広告規制違反を行っていた期間における対象商品の

売上高の4.5%なので、結構そこクリアするの大変だなー

 

利益でなくて売上ってことなので、販社からすれば確かにしんどいんですけどね。

 

まあ、問題はここから。

この対象人数が「何人も」となっている点。

 

広告主、つまり違法広告で販売している企業は当然として、

広告代理店、広告製作社、媒体メディア、アフィリエイターなんかも対象となるわけよ。

媒体メディアは今後はさらに審査が厳しくなるでしょうし、

広告製作においても、細心の注意を払って行われるようになるでしょうし、

アフィリエイターも事と場合によっては裁かれるようになります。

 

まあ、動いているところはすでに動いていると思いますので、

今更大きく事が動くってことはないでしょうが・・・

 

1つ気になるというか、おそらくそこにメスが入るんでないかなー

と思うのがYoutubeの広告。

動画見てると、ちょくちょく入ってくる動画で、

20年前に多く見られたヤバい広告が頻繁に見られます。

 

おいおい、こんな広告、審査通すなやユーツベと思うんですけど、

野放しになっているのが現状。

 

たぶん、この法改正のために放置されてたんじゃないかと個人的には思ってます。

丸々太らせてから食べようって魂胆なんではないかと。

上手くいけばYoutubeからも罰金取れるしね。

 

まあ、あのウザい広告が減るなら結構なことですし、

この法改正の対象になるならなるで、そこは見どころかなー

とは思っています。

 

 

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