女性の冷えを理解しよう~
①女性は昔よりも冷えやすくなっている
女性に限らず・・・ですが、特に女性は冷えやすい
環境になっているとか。
1つは交通機関の発達による運動量の減少。
体内で熱を生み出す筋肉が減っているので、
結果として、熱生産量が昔より低下傾向にあるとか。
また、夏でも冷房などで底冷えするの、
冷え対策はもはや年中しなければならない時代です。
②男性よりも体感温度が低い
女性は男性より体感温度が約3~5℃
低いと言われています。
その理由は、筋肉量の差です。
筋肉が少ない分、体温が低くなってしまうのです。
また、過度なダイエットなどをしていると、
エネルギー源が不足し、代謝不良となり、
熱産生能力が低下するので、
ますます冷えます。
③朝起きたとき、お腹が冷たいと冷え性
あなたが冷え性かどうか、分からない、
というのであれば、朝起きたとき、
ワキとお腹を触ってみてください。
お腹が冷たいと感じれば、
あなたは立派な冷え性です。
冷えは万病の元と言われる所以は、
体温1℃下がると、免疫活性は半分に、
酵素活性は40%ダウンすると言われます。
簡単に言えば、死体に近づいてるわけです。
早めの対策を。
④年齢と共に冷えやすくなる
歳をとると冷えやすくなるのは、
筋肉量が減るから当然のことです。
何もしなければ、30歳を過ぎると、
1年に1%の筋肉が失われるといわれます。
筋肉が失われ、脂肪にかわるわけですから、
当然、太りますし、代謝も落ちているので、
その傾向は加速します。
また、脂肪は断熱が高いので、体に熱が
行きわたりにくくなります。
⑤お腹まわりは冷えると大変
手足の冷えは非常に辛いですが、
お腹の冷えは女性にとって、非常に危険。
子宮や卵巣に悪影響があります。
元々冷えると免疫系の低下が起こるわけですが、
それに密接に関係している神経系、ホルモン系が
引きずられるように、異常をきたします。
とくに、子宮や卵巣が冷えると、
ホルモン系に直接的に異常がでてきます。
結果、婦人系の病気、
自律神経失調症や更年期障害の原因になります。
⑥実は夏のほうが冷えている
これも文明の利器による弊害ですが、
空調管理により、夏場も低温で生活する
機会が増えています。
当然、夏は薄着になりますし、
冷えたものを飲む機会も多いわけです。
また、夏の旬の食べ物は、
もともと体を冷やすため物ばかり。
スイカ、トマト、キュウリなどなど・・・
しかも、外は熱いので、
冷え性に自覚症状が伴わない場合も多いわけです。
⑦夏の冷えのツケは、秋冬にきっちりやってきます
夏にクーラーが効きすぎている部屋に長時間いたりして、
屋外との温度差が5℃以上ある生活が続くと、
自律神経がくるってきます。
自律神経の狂いは、ホルモン系の異常に直結しますので、
肌や髪に悪影響がでます。
また、体温調整も自律神経が担っているわけで、
体が季節の変化に対応しきれなくなります。
季節の変わり目に、肌の調子が崩れる人は、
低体温の可能性があります。
自身の体温に注目してみてください。
⑧ストレスが体の冷えの原因に
ストレスがかかると、交感神経が優位になり、
血管を委縮させます。
結果、血流が悪くなり、冷えを加速させます。
体を温めるには、リラックスが基本になります。
深呼吸をすることで、熱産生に必要な酸素を
取り込むと同時に、副交感神経を優位にし、
血流改善に取り組みましょう。
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