湯シャンが正義なのか
洗髪時、湯シャンプーにする事で良い事ばかり起こるという話が何年も時々話題に上がる気がします。
シャンプー、リンス、トリートメント等は悪なのでしょうか?
というご質問をいただきました。
湯シャンプーとはお湯だけで髪と頭皮を洗うというもので、
湯シャンで調べれば、様々なメリットが語られているのを目にすることができます。
やり方はシャワーを頭皮に直接当てて、指の腹でマッサージするように
洗うというもの。
予洗いとして、ブラッシングをしたり、ぬるま湯で軽く濯ぐべしという宗派もあります。
どのくらいやるかってのも派閥があるみたいですが、5~10分が主流になるのかな。
臭いの原因になるので、ドライアーでしっかり乾かすことが推奨されています。
湯シャンを行うことで、適度に皮脂が残り、頭皮の乾燥を防ぐことができ、
フケや痒みを予防できるとか。
また、頭皮環境が整うとも言われています。
まあ、これってデジタルデトックスの話に近い話なんですよね。
デジタルデトックスって要するに「スマホ断ち」のことなんですけど、
効果としては脳疲労の軽減、睡眠の質の改善、精神的ゆとりが生まれるなどが
言われています。
じゃあ、スマホは悪なのか?ってな問いと本質的には同じだと思われます。
そんなにメリットがあるなら、さっそくやってみよう!
とはならないところも似ているかな。
シャンプーの歴史は意外に浅く、髪を洗うという習慣も近年に生まれたものです。
シャンプーという言葉が使われだしたのが大正末期、資生堂髪洗粉が最初だとされます。
昭和を迎え、一般化していくわけですが、そのきっかけとなったのが髪洗ひ・花王シャンプー
だと言われます。
テレビの普及とともに、シャンプーを使うのが当たり前というふうに
刷り込まれ、今に至るって感じ。
つまり、昔の人はシャンプーなんて使ってなかったし、
髪を洗うって習慣もなかったわけ。
シャンプーを使わなくても生きていけるってのは事実。
シャンプーを使うメリットは、簡単に清潔感を演出できるってこと。
なかなかこれを手放すのは簡単なことではないんです。
感覚としては、頭洗わないってのはお風呂に入らないとほぼ同義です。
(あくまで個人の感想です)
自分事ではありますが、もういい年したおっさんなわけです。
ただでさえキモイと思われがちなのに、湯シャンをしてたら
どう思われることか・・・
実際に湯シャンのデメリットとして、皮脂過剰で臭いがでたり、
痒みや湿疹がでたりするといわれています。
まあ、好転反応みたいなもので、数週間でなくなる場合が多いとのことですが、
その間はその状態を許容する必要があるわけで。
文明の利器を手放せってのに等しい話なんですよ。
江戸時代の生活水準に戻せと言われて、簡単にできるかってね。
シャンプーの何が問題かって、洗浄力が高すぎて皮脂を根こそぎ取り除いてしまい、
頭皮の細胞間脂質も洗い流してしまうということなわけです。
洗顔剤と同じ問題を抱えているんです。
そのため、昨今は洗浄性を抑える傾向にあります。
昭和の頃に使っていたシャンプーに比べれば、大分頭皮には優しいものが
増えています。
ノンシリコンだとか、アミノ酸系シャンプーだとかは、シャンプーの歴史から
見たら必然の転機だったといえるでしょう。
使ってるシャンプーがしょうもない物であればあるほど、湯シャンは効果的です。
ですので、昨今はわざわざやる必要性は低いかと。
良い品質のシャンプーを選ぶほうが簡単な時代ですからね。
シャンプージプシーで何使ってもダメって人は、湯シャンも選択肢としてはありだとは思います。
とはいえ、自分では絶対しないことを他者に勧めるってことはできんかな。
まとめると、シャンプーは悪か?ってのは、文明の利器は悪か?
って問いに等しく、悪だから手放せというのは無理とはいわないけど
非常に難しいことだと。
またシャンプーも日進月歩で進化しているので、そんな極端なこと
しなくても・・・ってのが個人的な意見です。
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