マンジャロって何?!

今、世間を騒がせている薬

マンジャロ(有効成分チルゼパチド)は、2型糖尿病治療薬になります。

GIP/GLP-1受容体作動薬に分類されるものです。

 

ダイエット効果があるといわれており、ダイエット目的で使用したり、

転売などが行われているとのことで、社会問題となっています。

 

ヒルロイドに近い問題なんでしょうね。

美容目的で不正に入手することで、本来必要としている人に

回らなかったり、保険料を不正に使用しているなどの問題がありました。

共通しているのが、悪いことだとの認識はなく、ライフハックだと思っている

ところですかね。

 

折角なので、マンジャロとは何なのか、ちょっと調べていました。

 

有効成分はチルゼパチド(Tirzepatide)

GLP-1とGIPという2つのホルモン受容体を同時に刺激する、世界初の

「持続性GIP/GLP-1受容体作動薬」とのこと。

 

GLP-1は食事をした際に小腸から分泌される消化管ホルモンの一種。

作用は以下のように多岐にわります。

・インスリンの生合成を促すと共に分泌を促す

・満腹感を与え、食欲を抑える

・胃酸を分泌し、胃の内容物の移動を促す

・腸の蠕動運動を緩やかにする

・脂肪の分解を促す

などなど。

 

GIPも消化管ホルモンの一種。

作用はGLP-1と被る分が多いのですが、食欲を抑える効果と

胃の動きを緩やかにする作用が高いというのが特徴。

多くの2型糖尿病患者はこちらの分泌が著しく少ないことが多いといわれます。

 

ホルモンは受容体に結合して、はじめて仕事をする、

いわばメッセンジャーのようなものです。

チルゼパチドはこの2つのホルモンの受容体に作用することができるというわけ。

 

1つで2つ分のホルモンの仕事をするというわけで、

かなり強力な作用といえます。

 

日本で認可が下りたのが2022年で、販売が始めったのが2023年と比較的

新しい薬となります。

アメリカのイーライリリー社という製薬会社が開発、製造販売をしているとのこと。

 

注射よる投与になるわけですが、ネットで普通に買えるんよな。

どうなってんだ?

医薬品は許可されていないところでは販売はできないので、

医者や薬局が売ってるってことなのか?

 

簡単に入手できるって構造が問題なんじゃね?

と思った次第です。

 

糖尿病は一生治らないと言われていますが、この薬があれば

治りそうではあるんよな。

糖尿病は治せるって時代が近い将来来るかもしれませんね。

 

 

さて、マンジャロをダイエットで使用することの問題点ですが、

一番はダイエット目的(適応外使用)で自由診療として処方された場合は、

健康被害が起きた際の医薬品副作用被害救済制度の対象外ってこと。

簡単に言えば、自己責任ですよって話。

 

比較的新しい薬ってことで、何が起こるか分からないってところはあります。

ダイエット目的で使用して、何か重大な問題・・・最悪死亡したとしても

自己責任という扱いになるわけです。

 

あとは、ホルモン自体を打つわけではないので、このリスクは低いとは思いますが、

この2つの消化管ホルモンがマンジャロを打つことで不要となります。

ホルモンは基本フィードバックされるもので、多すぎた場合は分泌を減らし、

少なすぎる場合は増やすってことが行われます。

 

この2つのホルモンは受容体に結合することなく、だぶつくものが増えるわけです。

そうなると、余ってるなら作り過ぎかーとなって、分泌量が減っていきます。

最終的には分泌されなくなる可能性があります。

 

この典型がインスリンで、インスリンを打ちだしたら「もうおしまい」といわれ、

インスリンの自身の産生量は劇的に減少します。

つまり、インスリンを打ち続けなければいけないからだになるってわけ。

 

同じことがマンジャロでも起こり得るって話。

まあ、可能性の話で、実際にそうなった人は今のとこいないですけど。

 

 

 

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