クロトーホルモン様作用のあるペプチド
Clodessine(クロデシン)はクロトーホルモンの受容体にハマる部分だけ
を合成したペプチドになります。
クロトーホルモン受容体にハマるので、クロトーホルモンと同等の働きをします。
表示名称はリン酸緩衝生理食塩水、合成ヒトノナペプチド-4、フェノキシエタノール
クロトーホルモンが何をしているかというと、細胞の老化システムが動かないようにしています。
生まれたときから老化する仕組みをもっているんですよ。哺乳類は。
それが作動しないように、ロックをかけるのがクロトーホルモンというわけ。
クロトーホルモンが減少すると、不足した分だけ老化システムを抑えることができず、
少しずつ老化が進行していきます。
高い抗シワ作用があり、ヒト試験でClodessine 1%を6週間使用した結果、
シワの深さが57%改善したとのデータがでています。
シワの深さがわからんと%で言われてもよくわからんので、
実際のシワってどのくらいの深さがあるのか調べてみました。
とある論文でシワの深さを測定したものがあるのですが、
総シワの平均の深さが40.7±13.8μm、
最大のシワの深さが173.4±49.8μm
これが半分以下になったってことです。
一般的にシワの深さは最大のシワの改善を示すことが多いです。
だとすると、驚異的な改善率だといえます。
しかも、データは6週間までしかないですが、時間と負の相関があるので、
使い続ければ続けるほど、改善が見込めます。
医薬部外品で抗シワ効果を謳うものは半年から1年もの時間がかかります。
たった1月半でこの効果ですから、1年後は大きな変化になっているでしょう。
クロトーホルモンは老化を止めるホルモンなわけなんですが、
老化が止まると、若返りが起こります。
老化が進んでいるときは、若返りの機能は動いていないわけです。
逆に若返りが進んでいるときは、老化の機能は動いていません。
つまり、老化を止めると、止まっていた若返り機能が動き出すわけです。
結果、真皮が再生し、シワの改善につながったわけです。
当然ですが、シワに限らず非常に幅広い影響力があります。
分かりやすいのがシワであっただけで、クロトーホルモンが増えれば、
肌は若返りの方向に舵をきっているわけですから。
凄い原料ではあるんですが、まあ高い原料なんですよ。
高いだけならまだしも、リードタイムが長い。
しかも、熱をかけると壊れてしまいます。
まあ、なかなか採用するハードルは高い原料になります。
個人的にはもっと使われるようになればいいなーとは思っていますが、
現状は片手で足りるくらいしか採用されていません。
レチノールやナイアシンアミドで満足できないってところは
是非、採用を検討して欲しいところです。
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