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天然セラミドはヒト型セラミドより優れている

未だにそんなこと言っている奴、いないよね?

会社を設立した当時、もう10年以上前のセラミド市場は、

天然セラミドが一番いいってな風潮でした。

それこそ、ヒト型セラミドよりも優れていると主張していました。

 

まあ、現状はヒト型セラミドのほうがよいというのが主流で、

天然セラミドがよいとの主張は廃れたわけですが。

久々に天然セラミドのほうが優れているって主張を見たもので・・・

今更言わなくてもとは思いますが、一応ね。

 

 

天然セラミドは主に馬セラミド(セレブロシド)のことを指します。

植物由来のセラミドは植物セラミドとして区別されていました。

 

馬セラミドは文字通り馬由来のセラミド。

動物由来だから、ヒトの肌のセラミドに近いとの主張をしてました。

いや、ヒト型セラミドは近いではなく、同じ物だが?

との反論には種類が沢山あるから、馬セラミドのほうが総合的には

近いとかなんとか言いだしたわけ。

 

仮に馬の皮膚から抽出したものであれば、その理屈は通りますが、

あれは神経系から抽出されたものなんです。

主に馬の脊髄から抽出されたものが馬セラミドなのです。

 

セラミドは全身至る所に存在しますが、皮膚のセラミドだけは特殊なんです。

その特徴は脂肪酸が長いってこと。

つまり、神経系から抽出されたセラミドは脂肪酸が皮膚セラミドと比較すると

短いので、そこですでに大きく違います。

さらに、そこに糖がくっついているわけです。

 

植物セラミドのほとんどはグルコースがくっついたグルコシルセラミドなのですが、

馬セラミドはガラクトースがくっついたガラクトシルセラミドになります。

ヒトの皮膚にはこの糖とセラミドを切り離す酵素が存在していないため、

セラミドとして使用することはできません。

これはグルコシルセラミドも同様です。

 

まとめると、

・天然セラミドと呼ばれるものは、馬セラミド(セレブロシド)

・馬の脊髄などから抽出されており、皮膚セラミドとは異なるものである

・ガラクトシルセラミド(糖セラミド)であり、そもそもセラミドとして機能しない

 

ただ、グルコシルセラミドのように保湿効果があるというだけではなく、

セラミド産生を促す効果が確認されています。

ライスパワーNo11みたいに、セラミドを作る力を高めてくれるというわけ。

 

その効果はナイアシンアミドと同等程度といわれています。

ぶっちゃけ、同じ濃度であれば、圧倒的にナイアシンアミドのほうが高いです。

ナイアシンアミドはセラミド合成酵素の補酵素として機能します。

その効果はポジティブコントロールとして使われます。

まあ、セラミド合成促進作用の基準になるって感じ。

 

ナイアシンアミドのほうが効果が高いうえ、コスパもよいです。

馬の脊髄からとっているわけで、馬セラミドってのは希少な成分。

当然、お値段も高いわけ。

ヒト型セラミドとそんなに変わらんってのが現状。

 

セラミド合成を促進したいのであれば、ナイアシンアミドで十分で、

わざわざ高い馬セラミド使う必要性はないわけ。

 

何か新しい機能性が見つかれば、再度逆転することもあるかもしれませんが、

現状は下火ではあります。

お値段変わらず、機能性で明確な差があるのですから、

そりゃヒト型セラミドが選ばれるのは必然。

 

じゃあ、天然ヒト型セラミドが一番よい・・・

とまではなってはいません。

そんな日が来るのかは知らんけども。。。

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