馬セラミドの謎

ミステリアスな馬セラミド(笑)

馬由来の原料ってのは重宝される傾向にあります。

馬プラセンタだったり、馬油だったり。

馬セラミドもその1つです。

 

とにかく馬セラミドは謎が多いんですよ。

その謎に迫っていきたいと思います。

 

①そもそも、なぜ馬?

動物由来のセラミドなら、圧倒的に豚のほうが取れるでしょ?

コストも圧倒的に安くなるし。

まあ、なぜ豚セラミドがないのか?っていったほうがいいのかな。

 

実はマリンセラミドってのがあって、これは鮭の皮から取ります。

まあ、市場に出回っているのかはわからんけどね・・・超高いから。

鮭の皮からコラーゲンを取るわけですが、

その出涸らしからさらに抽出をかけることで、

マリンセラミドを得ることができます。

 

もちろん、グルコシルセラミドですけどね。

体内利用率が非常に高いそうな。

 

同じように、豚コラーゲンを抽出した絞り粕から

豚由来のセラミドが取れてもおかしくないんですよ。

 

なんでやらないか??

考えられる理由は、1つは特許の問題かな~

マリンセラミドの抽出方法は特許が取られていたはずなので、

それに抵触してしまう可能性があります。

 

もう1つは収集率が異常に悪いってこと。

0.01%とか、ほんとごく僅かしか取れないんです。

いくら廃棄されるものが原料といっても、

割に合わないと考えてしまいますよね、普通。

 

あくまで推測ですので、真実はどうかわかりかねますので、

ご了承を。

将来的には豚セラミドがでてくるかも・・・しれません。

 

 

②馬セラミドには7種類のセラミドが含まれている?

だいぶ数は減ったけど、未だにこの手の記事が存在します。

さらにはランディングページにも書いている商品も、極稀に見かけます。

 

何をもって、このようなことをいっているのか、

正直、謎です。

しかも、これを馬セラミドの優位性の理由としています。

 

この7種類ってのは「すべてのセラミド」を含んでいるってことが言いたいらいしです。

このセラミドを7種類と分類するのはかなり昔の分類で、

現在は12種類、異数体を加えれば352種類以上が肌のセラミドで見つかっています。

さらに、肌以外の全身にセラミドは存在していますので、

種類はもっとたくさん存在しています。

 

それはさておき、天然ものだからすべてのセラミドを含んでいるはず・・・

って感じなんだと思います。

 

残念ながら、馬セラミドに関する文献ってのは皆無でして、

実際にどのような構造のセレブシドが含まれているのか、変わんないんですよね。

植物セラミドは色々と調べられて、エビデンス等も豊富なんすけど。

 

つまり、特に根拠なく、なんとなくで言っているんだと思われます。

 

そもそも、セレブロシドで糖セラミドなのですから

セラミドですらないってのと、脊髄から抽出しているので、

肌のセラミドでもないんですが。。。

 

まあ、その辺は敢えておいておいて、

動物のセラミドとヒトのセラミドは同じなんでしょうか?

馬に限らず。

 

 

③馬セラミドの文献がほとんどない

 ホントに馬セラミドの文献って見当たらないんですよ。

原料メーカーがこんな効果ありまっせというデータすらない。

これで馬セラミドが一番いいって言ってしまうことが最大の謎です。

 

ヒト型セラミドは有益なのがわかっているわけで、

精力的に研究が行われています。

また、花王をはじめ、企業での研究も盛んです。

 

植物セラミドは経口投与のほうでデータが充実しています。

どの植物セラミドもがっつり臨床データとってきているので、

データがないと売れなかったんですよ。

そのおかげというわけではないのですが、機能性表示食品に一番乗りを

することになるわけですが。

 

ミルクセラミドも原料メーカーが研究論文をいくつか出しています。

 

つまり、馬セラミドの原料メーカーも、

馬セラミドを使っているところも、

研究費を捻出することができるほどの資本が潤沢にあるってわけではない

ってことなんでしょう。

 

食品用の馬セラミドがないってのも、

まあ1つの要因なのかもね。

 

 

【関連記事】

ガラクトシルセラミド

グルコシルセラミドの構造式

 

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