売ってるところもちゃんと説明できるか怪しい
2、3年前くらいから、NMNってのが流行っているわけですが・・・
実際に売っているところも、コイツがなんなのかってのを理解しているのか
凄く怪しいなーと思ったわけです。
キャッチコピーに「NMNご存じですか?」って書いてあったけど、
その言葉をそのまま返したい。
事の発端はアメリカのハーバード大学とオーストラリアにあるニューサウスウェールズ大学
の共同研究チームによる研究発表にあります。
ハツカネズミにNAD(ニコチンアミドアデノシンジヌクレオチド)を投与した結果、
ヒト換算で40歳若返らせることで来たという話で、若返りの薬が見つかった?!と
世界中で話題となりました。
まあ、投与し続けて、60歳(ヒト換算)になったネズミの細胞が20歳(ヒト換算)時と
同じだったということなので、60歳の人がNADを飲んで20歳になったって話ではないです。
あくまで老化の予防効果がある可能性が示唆されただけなんですけどね。
NADは理由は分かりませんが非常に高価で、当時は1日分を摂取するのに500万円かかる
といわれ、金銭的に現実的ではなかったわけです。
そこで白羽の矢がたったのがNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)。
NADの前駆体になります。
体内でこんな感じに代謝されているのですが、NMNの前駆体のニコチンアミドは
ナイアシンアミドのこと。
左のニコチン酸がナイアシンになります。
ビタミンB3とも言います。
NMNを食べ物から取ろうと思ったら、500mg取るのに枝豆26.5kg、
ブロッコリー44.6kg取る必要があるとのことですが・・・
ナイアシンアミド、ナイアシンも考慮すれば、そこまで取る必要もないかな。
それでも食べ物だけで補うってのはちょっと難しいです。
ナイアシンもナイアシンアミドも普通に生活していれば、不足するってことはないです。
にもかかわらず、なぜNADが年を重ねることで体内から減少するのか?
それは酵素が不足するから。
NMNからNADに変換する酵素NMNAT(ニコチンアミドモノヌクレオチドアデニリルトランスフェラーゼ)
が体内から減少するから、NADが減るわけです。
もっといえば、ナイアシンアミドをNMNに変換する酵素も減るわけですから、
NMNの供給も減るわけ。
NMNを増やしたからといって、それはそのままNADが増えるかといえば、
そうはならないのが現状。
NADを直接取るのであれば、その作用は直接的ではありますが、
前駆体となると、それを変換する酵素は必須。
酵素が減るのは小胞体に異常があり、正常なタンパク質を合成できなくなるから。
ぶっちゃけ、NMNを取るくらいならペンタデシルを取って小胞体ストレスを緩和
してやる方が効果があると思うんですけどねー
さて、NADは何をやっているかというと、さまざまな脱水素酵素の補酵素として機能しています。
還元物質
酸化物質
こんな感じで、酸化還元を繰り返しています。
ブドウ糖からエネルギー(ATP)を作る過程で必要となります。
この工程は解糖系、クエン酸回路、電子伝達系と3つに分類されているのですが、
上図は解糖系とクエン酸回路になります。
クエン酸回路で作られてNADHを電子伝達系でNDAに酸化させて循環させます。
ATPを作る主要な場所はミトコンドリアで、電子伝達系を行い、沢山のATPを作ります。
要するに、NADはエネルギー産生に関わり、NADが減るとATPの産生効率が落ち、
結果としてエネルギー不足で代謝が遅れ、老化につながるというわけ。
つまり、ATPの産生量を若い時と同じに維持できれば、
老化の予防はできるということなんです。
NADもしくはNMNを摂取するのは、その手段の1つでしかないわけ。
NADに比べれな、NMNは安いとはいえ、サプリの原料では桁違いの価格です。
必然と高価なサプリになってしまいます。
ATP産生を高めるものが他にあれば、わざわざ高い金払ってNMNを摂取する必要はないです。
そんな都合のいいものあるかって?
あるんですよ。
それがペンタデシル。
ナチュセラPを飲んで疲労回復効果を実感されている人が多いのは、
ATP産生が高まるからなんですよ。
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