改めて調べてみた
弊社で動物原料の有無についてのご質問があり、
そういえばあんまり気にしたことなかったなー
と思い調べてみました。
アスタキサンチン
オキアミ由来になります。
アスタキサンチンのみを抽出しているので大丈夫だとは思いますが、
甲殻アレルギーの方は注意してください。
ナチュセラクリームに使用しています。
最初はヘマトコッカス藻由来でしたが、加工先を代えたことで
由来が変わっています。現在の加工先で在庫にあったものを使用していると思われます。
ナチュセラライトのほうはヘマトコッカス藻由来。
ナチュセラクリームは当時流行っていたア●●リフトをパクった、
いやもとい、リスペクトして作ったもので、特に思い入れがあるわけでもないです。
抗酸化作用があるほか、コーニファイド・エンベローブ(CE)の成熟を促します。
CEは角質細胞を覆っている膜。
これがしっかりしていないと、結合型セラミドがうまく結合せず、
バリア機能が著しく低下します。
加水分解コラーゲン
テラピア由来になります。
ナチュセラローションに使用しています。
正直、微量ですので入ってなくてもよいのですが、
今更抜くのもなーってことで入っています。
テラピアってのは魚で鱗から抽出します。
非常に安価なコラーゲンが取れるほか、魚由来のほうが
水に溶けやすいので、あんまり豚由来は使われません。
加水分解エラスチン
マグロ由来になります。
ナチュセラローションに使用しています。
加水分解エラスチンはエラスチン合成を促します。
ただ、極微量ですのであんまり意味はないかな。
加水分解ヒトデエキス
イトマキヒトデ由来になります。
ナチュセラRe:、ナチュセラハンドセラム、ナチュセラ零に使用しています。
創傷治癒効果が非常に高いエキスになります。
肌のかさつき、ひび割れにも高い効果を示します。
実体験レベルで高い効果を感じた原料であり、ハンドクリームとの
相性が非常によいです。
ヒトデ体腔液エキス
ヒトデ由来になります。
ナチュセラRe:に使用しています。
レチノールと比較しても抗シワ効果は優れており、
刺激性などは一切ない非常に優れた原料。
かなりマイナーではありますが、エビデンスもしっかりしているので
もっと広まってもいいのになーと思っています。
水溶性プロテオグリカン
鮭の鼻軟骨由来。
ナチュセラライトに使用しています。
EGF様作用があるとのことで配合しています。
思ってたより、動物由来の原料って使ってるな。
ヒトデ以外が勝手に入っていたって感じです。
別の動物由来がダメとは思っていません。
効果があれば何でも使うというスタンスです。
ヒト由来の原料は使用していません。
ヒト由来っていうと、ポジティブな意味合いが強く、
こぞってヒト由来を主張して販売していますが、
ネガティブにとらえる人もいるんだなーと。
まあ、深く考えるとちょっと嫌かもって気持ちは分からなくもないです。
その由来の人、今も生きている?って思うとちょっとホラーですし。
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