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オゾン化グリセリン・・・だと?!

シミ分解能があるんだそうな

株式会社メディプラス製薬のオリジナル原料に

オゾン化グリセリンってのがあって、メラニンを分解作用が

あるとの記事を見たのですよ。

 

8週間の継続使用で92% の人にシミ分解の効果。 「オゾン化グリセリン」のパワーとメカニズム

 

オゾンってのは、酸素が3つくっついたもの。(O3

通常の酸素は2つくっついた状態(O2)で、酸素が1つ多い状態。

地球の周りにオゾン層があり、有害な紫外線を軽減してくれています。

 

このオゾンってのは超不安定な状態で、酸化力が滅茶苦茶高い

有害な気体です。活性酸素の一種です。

 

その高い酸化力を利用して、除菌や脱臭などに利用されています。

 

オゾン化グリセリンとは、グリセリンにオゾンをオゾンの状態で

閉じ込めたものになります。

 

正直、正気か!?と思ったわけです。

オゾンは活性酸素なので、酸化力が強い。

通常は酸化を防ぐように注力しているわけで、

それに大きく反することなんですよ。

 

そもそも、化粧品にした時点で化粧品を酸化させてオゾンなんて

残らないわけです。普通だったら。

 

何をどうやっているのか、ちょっと理解しかねるわけですが、

この会社の特殊な技術でグリセリンにオゾンを高濃度含ませ、

しかも長時間維持させることに成功しているってのは、

普通に凄いことです。

オゾン溶存グリセリン溶液、オゾン溶存グリセリン固化物、オゾン溶存混合溶液、オゾン溶存グリセリン溶液の製造方法、オゾン溶存混合溶液の製造方法、及びオゾン溶存グリセリン溶液の保存方法

 

で、このオゾンがメラニンを分解する効果があるとのこと。

通常では消すことが難しいといわれる老人性シミに対しても

効果があったとのデータもあります。

 

いわゆる美白成分の多くはメラニンの生成を抑制するもので、

メラニンを分解する力はないです。

しかし、オゾンはメラニンを直接分解するので、他の美白成分

とは大きく異なるわけです。

 

メカニズムとしては、オゾンが酸化ストレスとなり、

それを引き金に酸化耐性を高める反応が促進されます。

毒をもって毒を制すみたいな?

ワクチンみたいなものです。弱毒性のウイルスを予め入れることで、

免疫を活性化するように、微量のオゾンという活性酸素を入れることで、

体内の抗酸化力を高めると。

 

この会社曰く、それにより代謝が促進され、メラニンが表面に押し出される

とのことですが、酸化耐性が高まることで、紫外線からのダメージを軽減し、

メラニン生成を抑制することになるのだと思います。

 

で、オゾンが直接的にメラニンを分解するという

二段構えの作用となるようです。

 

オゾンの量はppm単位の量(100万分の1)なので、

細胞に害がでることはないです。

この絶妙な量に調整するのが難しい、この技術の肝のようです。

 

欠点としては、抗酸化成分と一緒にはできないってところか。

そのため、シンプルな処方しかできないです。

 

シミを消せるかもしれない、今のところ唯一無二の化粧品といっても

よいと思います。

 

今後、伸びてくるんでないかなー

 

 

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