色が変わる原因
ナチュセラ凰の色が変わるって話の続報です。
最初は濃くなるものと、そうでないもので分かれていたのですが、
時間経過とともに、ほとんどのものが色が濃くなっていきました。
濃さや時間はさまざまなんですが、色が濃くなるという現象は
ほとんどのものに起こっています。
結論からいえば、原因はモスビーン種子エキスとAgeCapの組み合わせにより
起こる現象のようです。
モスビーン種子エキスのみ、
モスビーン種子エキス+AgeCap、
モスビーン種子エキス+ヒトデエキス
で経時を追ったところ、モスビーン種子エキス+AgeCapのみが
色が濃くなるという現象が見られました。
基本的に色素って時間と共に退色していきます。
アスタキサンチン、紫紺エキスなどは退色しやすいです。
ヘマチンも退色していきます。
ナチュセラクリームはあんまり退色しないんですけど、
ナチュセラライトは3年くらいでかなり退色します。
退色の原因は酸素か紫外線になるんですが、
まあ色素系のものは抗酸化力が高いものが多く、
抗酸化作用が強いってことは酸化しやすいってことでもあります。
ですので、色が濃くなるって現象は珍しいです。
ナチュセラ凰は元々黄色の液体でなんですが、
時間の経過で濃くなり橙色になると。
モスビーンは豆の一種で、こんな感じのやつ。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=321x10000:format=jpg/path/s3b67276d0eccefb9/image/idadf7492fb7eeefd/version/1637139639/image.jpg)
皮の部分の色素成分が含まれていると思われますが、
抽出の過程で退色してしまうのか、原料に色はほぼ白色です。
おそらくですが、色素成分が抽出、濃縮の過程で
酸化しているのだと思われます。
通常の抗酸化成分ってのは、自身が酸化することで、
他の成分を守るって感じになりますが、
AgeCapは還元作用があります。
還元ってのは、酸化したものから酸素を奪うことです。
その結果、AgeCapによる色素の還元がゆっくりと進行し、
最終的には色が変わるのではないかと思われます。
また、AgeCapは半永久的に抗酸化作用を維持しますので、
AgeCap自体の効果が損なわれることはないです。
色が濃くなることで、おそらくモスビーン種子エキスの色素、
ポリフェノールが復帰しているわけで、その効果が追加されると思われます。
少なくとも、高い抗酸化作用はあるのではないかと。
色が変わっていたら、普通にびっくりすると思われますが、
効果には問題はないので、安心してお使いいただければと思います。
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