黒麹もろみ粉末、なんか売れてるらしい

ナチュセラの素(黒)の販売を中止しています

ナチュセラの素(黒)は黒麹もろみ粉末をカプセル詰めたものですが、

その黒麹もろみ粉末の在庫がなくなってしまったそうな。

 

正直、かなりマイナーな原料で、使ってるのうちくらいだろうと思っていたのですが、

色々なとこで採用されているそうで、想定以上に売れているそうな。

もちろん、非常によい原料なんで、売れてもおかしくはないんですが、

販売している会社もかなりマイナーですので、普通に探したら

たどり着くのは非常に難しいと思うんですよね・・・

 

実は、ナチュセラの素を焼酎もろみ粉末から、こちらに変えて、

販売数が2倍になってます。

理油はちょっとわからないんですけど、消費がめっさ増えているので、

うちが原料メーカーからしたら、イレギュラーだったのかもしれません。

 

そのため、黒麹もろみ粉末が入手できない状況で、

製造待ちとなって、ナチュセラの素(黒)の販売を中止しています。

大変申し訳ありません。

 

10月下旬にはなんとか・・・

とのことなので、入荷次第販売を再開したいと思っています。

 

 

さて、折角の機会なので、どのように使われているのか調べてみました。

 

①アミノ酸の供給源として

黒麹もろみ粉末には、バランス良くアミノ酸が含まれています。

アミノ酸を摂取するため配合されている商品がありました。

アミノ酸量も多く、しかも活性の高いペプチド状態で存在するので、

理に適った配合だと思います。

プロテインや燃焼系のサプリへの採用例もあるようです。

 

②クエン酸の供給源として

黒麹の発酵の特徴は他の麹菌よりもクエン酸を多く作ります。

クエン酸はエネルギーを作るのに必須な成分です。

まあ、レモンや梅干とかのほうが効率よく取れますし、

クエン酸は安価で手に入りますので、敢えて黒麹もろみ粉末から

取る必要性はなんですけどね。

 

③賦形剤として

量増しのために利用しているところがあります。

通常はカプセルの空きを埋めるために、デキストリンを賦形剤として利用します。

ただ、それだと賦形剤の部分は意味がないものになってしまいます。

賦形剤にも有効成分を使いたいという粋な計らいで、

黒麹もろみ粉末を使用しているそうな。

 

何だかんだいって、泡盛を作ってるのは沖縄に限られるわけで、

供給できる量には限りがあります。

大手とかが手を出して来たら、ちょっとヤダな・・・

 

 

【関連記事】

ナチュセラの素(黒)

黒麹、なぜ黒い?

黒麹もろみ粕粉末

<<<前             次>>>