食べるセラミドもヒト型がよい?

食べ物にヒト由来とか必要はないから

サプリメントもヒト型セラミドのほうがよい?

ってなご質問をいただきました。

 

化粧品ではヒト型ってのは重宝されます。セラミド然り、

他にもヒト幹細胞培養液とか、ヒト型コラーゲンとか、EGFとか・・・

ヒトの肌にもともとあるものを化粧品で補おうって発想。

 

同じようにサプリメントもヒト型のほうがよさだっと思うのは当然ですよね。

 

 

一般的にはセラミドのサプリメントはグルコシルセラミド、

つまり糖セラミドで摂取します。

この植物由来のグルコシルセラミドと比べ、

化粧品で使われているようなヒト型セラミドを直接取ったほうがよいのか?

ってことを考察していこうと思います。

 

 

まず、塗布と大きな差は、経口投与では消化吸収の影響を受けるってことです。

結局分解されて吸収されるわけです。

 

ぶっちゃけ、生き物にとっては共食いってのは望ましいことではないです。

カニバリズムが最適解ってことは心理的には受け入れがたいですし、

生き物もそのように作られていません。

 

一例ではありますが、クール―病ってのをご存知でしょうか?

人肉を食べることで発症するとされる病気で、クロイツフェルト・ヤコブ病と

似たような症状を見せます。いわゆる狂牛病の人間版です。

 

パプアニューギニアの高山地帯に住んでいるフォア属は、

死者を弔うために死者を食べる習慣があり、クール―病が多くみられたそうです。

現在は禁止されているので、クール―病の患者は減少しており、

因果関係は間違いなくあるとのこと。

 

そもそも狂牛病も、牛のエサに牛の肉骨粉を混ぜていた、

つまり強制的に共食いをさせられていたことによって

発生したって説もあるくらいです。

 

まあ、自然の摂理に反していることをすると、それ相当のものが

返ってくるってな話。

 

当たり前ですが、ヒト型セラミドってのはヒトから取ったものではないので、

そういった心配は一切ないのです。

ただ、生き物ってのは、他の生き物を食べて生きていくように作られいるわけで、

敢えてヒト型にこだわるのはナンセンスかなーと。

 

続いて、グルコシルセラミドの吸収率は100%と言われています。

つまり、これ以上はないので、吸収率での優位性もないです。

 

そして、吸収されたグルコシルセラミドは直接セラミドになるのではなく、

セラミド合成を促進するものになるわけです。

仮に、ヒト型セラミドを取って、吸収されたとしても、直接肌のセラミドに

なるわけではなく、グルコシルセラミドと同じようなメカニズムになる

と思われますので、結果は同じであると。

 

もしかしたら、グルコシルセラミドとの比較試験の結果が提示され、

圧倒的な優位性を示される可能性はゼロではないですが、

今のところ、そのようなデータはないです。

おそらく大差はないってのが個人的な見解。

まあ、差があったほうがロマンはあるけどねー

 

米セラミドにしろ、こんにゃくセラミドにしろ、エビデンスがあり、

機能性表示食品にもなっているので、敢えてコストの高いものを

使う必要性は感じないかなー

 

まとめると、どっちも変わらんってのが結論かな。

 

 

【関連記事】

パイナップルを食べて保湿

セラミドパラドックス

<<<前            次>>>