擬似セラミドの記事 まとめ

擬似セラミド、よい成分ですよ?

「ナチュセラ零に含まれているセラキュートって擬似セラミドですよね?

擬似セラミドってバリア機能壊すってブログで書いてましたよね、矛盾してませんか?」

 

こんなご質問を受けました。

まあ、ぶっちゃけ疑問を解消したいというよりも、

マウントを取りたいだけって感じではありますが。

 

ただ、擬似セラミドの記事については誤解が多いみたいので、

まとめてみました。

 

擬似セラミドって浸透すんの?

擬似セラミドの利点は、浸透せずに肌の表面に擬似的なバリア層を作ることにあります。

セラミドほどではなくとも、通常の被膜成分よりもバリア性の高い膜を作ります。

浸透しないので、肌への刺激は一切なく、即効性があり、肌状態に関係なく効果を発揮します。

 

だからこそ、敏感肌の方には最適ってことで売られているわけです。

にも拘わらず、「浸透する」ってのを強調していた記事があったので、

それはどうなの?って記事です。

 

擬似セラミドは浸透しないのが利点であって、

仮に浸透したら、不味くない?

っていっているのですが、おそらくこれを読んで、

「擬似セラミドはバリア機能を壊す」と誤解したのだと思います。

 

 

ヒト型セラミドと擬似セラミドを混ぜる処方

最近、ヒト型セラミドと擬似セラミドを混ぜている商品が増えてきています。

経験則ではありますが、混ぜるのはあんまりよくないよっていう内容です。

 

この図も誤解を招くものだったかもしれませんねー

これは非ヒト型セラミドを入れた場合の話。

光学異性体だったり、他の生物のセラミドだったり。

擬似セラミドが仮に入ったら、こうなりますが、

何度も言っているように、浸透しませんので。

 

擬似セラミドは浸透しないんですが、

擬似セラミドは擬似セラミドで膜構造をとります。

肌の表面にね。

そこにヒト型のセラミドが混ざると、

擬似セラミドの膜の中では異物になってしまいます。

 

ですので、ヒト型セラミドと擬似セラミドは

混ぜるメリットはないですよ?ってことです。

 

また、この記事でヒト型セラミドの商品と擬似セラミドの商品を

一緒に使っちゃだめだと勘違いされる方が多かったのですが、

 

別々に使うのであれば、問題は全くないですし、

むしろ互いの長所を生かせるので、オススメの使い方です。

 

 

セラメーラ®

擬似セラミドの1つ、セラメーラについての記事。

セラミドを超えたってのがキャッチコピーですが、

あくまでグルコシルセラミドと比較して・・・

って話です。

 

こちらは浸透するとの主張している原料。

まあ、うちがこれ使ってたら矛盾していると

言われても仕方ないかな?

もちろん、使ってません。

 

また、浸透しても大丈夫じゃん?

と思うかもしれませんが、

グルコシルセラミドよりも少しいいというくらいなので、

十分とは言い難いです。

 

もっとも、即効性は高いので、有用であることには

違いないんですがね。

 

 

ナチュセラ雫

セラキュートはナチュセラ零だけでなく、ナチュセラ雫にも使用しています。

擬似セラミドではありますが、浸透はしません。

肌表面に膜構造を作り、その収縮でシワを伸ばす作用があります。

 

 

まとめると、

・擬似セラミドは基本的には浸透しない

・浸透しないからこそ、刺激性がなく敏感肌でも安心して使える

・セラキュートは浸透しない

 

擬似セラミドは擬似セラミドで有効な成分だと思っています。

その有効性は浸透しないからこそ、だとも。

 

 

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