杉の葉から抽出した水

亜臨界水

ちょっと変わった原料・・・原料として使えるのか?

有限会社アイ・ジャパンという会社、化粧品のOEMの会社なのかな?

岐阜県の美濃加茂市にある会社です。

え?どこって?のうりんの舞台になっているとこですよー

 

郡上森林組合と提携し、大自然に囲まれた長良川流域の間伐材から葉を集めます。

通常は捨てられてしまう「葉」に価値を見出すことで、里山を守り、

山間部に暮らすシルバー世代の雇用を生み出すことを目的として始まったプロジェクト。

 

葉を亜臨界抽出することで、薬効の高い水を得ることに成功したとか。

 

 

亜臨界抽出って何?

水は日常の大気圧では100℃で沸騰しますが、密閉して圧力を高めれば300℃を超えても

水の状態を保つことが可能です。

 

水と水蒸気の区別がなくなる374℃、218気圧を臨界点と呼び、

これを超えた状態で抽出することを超臨界抽出法と呼び、

よりたくさんの成分を隈なく抽出することが可能になります。

(超臨界の原料はどれもバカみたいな値段になります)

 

限界の手前の温度・圧力で抽出する方法が亜臨界抽出法です。

 

まあ、簡単に言えば、高圧高温による抽出することで、

超臨界までする必要がないものを抽出するときに使われます。

 

高い圧力で葉から水分と一緒に葉の成分を搾り取ったものってわけです。

 

亜臨界抽出で得られた水は亜臨界水と呼ばれ、

高圧状態に置かれた水は、水素結合が外れ、

水分子が単体で存在しているといわれます。

(通常、水は水素結合によって、複数の水分子が固まった状態になっています)

 

そのため、浸透性に優れたり、溶解性に優れたりと、

普通の水とはちょっと違った特性があるのだとか。

 

 

すぎ葉水の効果

・ストレス緩和作用

森林浴が体によいとされるのは、森が放出している物質によるもので、

これをフィトンチッドといいます。

このすぎ葉水にはフィトンチッドの成分が濃縮されており、

自律神経を整えてくれる作用があるといわれます。

実際、ちょっと草くさいですwww

 

・高い抗菌作用

細菌やカビの増殖を著しく抑制します。

そのため、防腐剤なしでも腐りません。

もともとフィトンチッドは植物が微生物から身を護るために放出しているものなので、

まあ、当たり前といえば当たり前の作用ですが。

 

・代謝の活性作用

生きた水は、細胞を活性化させる作用があります。

生きた水とは、植物から搾り取った水分のことで、

白樺水などもこれに含まれます。

 

なんでも、昔からある大きなホクロにつけ続けたら、

8ヶ月くらいで取れ、1年足らずでほとんどわからなくなった

ということが起こったそうです。

 

おそらく、代謝が活性化された結果ではないか?とのこと。

 

 

また、空気の浄化作用だとか、防虫作用とかもあるそうな。

この水につけておくと、鮮度を長く保つこともできるそうで、

万能な水なんだそうです。

 

 

すぎアレルギーは大丈夫?

との声が聞こえてきそうですが、

すぎアレルギーを起こすことはなく、

逆に毎日飲んでいれば、花粉症の克服も夢ではないとか。。。

 

まあ、花粉が含まれているわけでもないですし、

すぎの細胞が含まれているわけでもないので、

アレルゲンにはなり得ないんですけどね。

 

 

主な目的として、空気の浄化とか、

農薬の代わりに撒いたりとか、

そっち方面に使われているみたいです。

 

化粧品原料としても使えるという話を聞いたのですが、

果たして?!

 

 

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