セラミド関連の論文

セラミドの論文あるけど、読む?

最近、とある記事で、こんな感じの論調の記事を見つけてさー

「●●って成分に効果があるって論文はないから効かない」的なことをいってたわけさ。

うーん、意味不明な供述ですが、科学的根拠がないって言いたかったのかなー

 

確か、フラーレン推しの記事だったかな?

結構論文を多く出してますからね、フラーレンって。

ディスられてた原料はまあ、ぼかしたまま行きましょう。

 

個人的には論文とか、どうでもいいとは思ってます。

使って効くほうが大事だと考えているので。

科学的根拠とか二の次じゃね?

 

化粧品を選ぶのに、論文なんて参考にしないでしょ?普通・・・

もちろん、作り手としては、あるに越したことはないんですが。

でも、そんなもんより、試したほうが早いと思うんですよ。

読むの大変だし(笑)

 

ちなみに、セラミドの論文は結構ありますから、紹介はできますが、ほぼ英語です。

絶対読まないとは思いますが、参考までに。

 

 

①角層水分保持機能について

Selective Recovery of Deranged Water-Holding Properties by Stratum Corneum Lipids.(1986)

角層水分保持機能における角質細胞間脂質の役割(1988)

Stratum Corneum Lipids Serve as a Bound-Water Modulator(1991)

Skin Moisturizers: Development and Clinical Use of Ceramides (1999)

 

②角層バリア機能

Human stratum corneum lipids: characterization and regional variations.(1983)

Lipid content and lipid type as determinants of the epidermal permeability barrier. (1989)

Effect of essential fatty acid deficiency on the epidermal sphingolipids of the rat(1983)

Pseudo-acylceramide with linoleic acid produces selective recovery of diminished cutaneous barrier function in essential fatty acid-deficient rats and has an inhibitory effect on epidermal hyperplasia.(1994)

 

③老人性乾皮症とセラミド

Quantitative analysis of stratum corneum lipids in xerosis and asteatotic eczema.(1993)

Analysis of beta-glucocerebrosidase and ceramidase activities in atopic and aged dry skin.(1994)

 

④アトピー性皮膚炎とセラミド

Ceramides as Natural Moisturizing Factors and Their Efficacy in Dry Skin.(2002)

 

⑤セラミド塗布による角層水分保持機能改善

FUNCTIONS OF LIPIDS ON HUMAN SKIN.

Water-Retaining Function in the Stratum corneum and Its Recovery Properties by Synthetic Pseudoceramides.(1989)

Importance of intercellular lipids in water-retention properties of the stratum corneum: induction and recovery study of surfactant dry skin. (1989)

 

⑥セラミド塗布によるバリア機能の改善

Topical Ceramide Corrected Epidermal Cell Hyperproliferation and Stratum Corneum Dysmaturation in Atopic eczema.(1997)

皮膚バリア機能からみたアトピー性皮膚炎の研究(1995)

Loss of functional ELOVL4 depletes very long-chain fatty acids (> or =C28) and the unique omega-O-acylceramides in skin leading to neonatal death.(2007)

 

 

その他にも、セラミドバリアの分子種の多様性について書かれたものとか、

アシルセラミドの重要性について書かれたものとか、

食品としてのセラミドについてとか・・・

探せばいくらでもでてきますが、ちょっと飽きたので、この辺で。

 

興味があれば探してみてくださいなー

 

探し方は、新しいセラミドの論文の引用からさかのぼっていけば、

そのうちたどり着くと思います。

中には購入しないと読めないようなものもありますので注意を。

意外に高いんですよね・・・

 

あとは大学の図書館とかにも置いてあります。

大学の図書館は一般も入れますので、探してみてください。

(まあ、そこまでする人はいないでしょうが)

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