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クロクスクリサンツス根エキス

クロカッスの球根からの抽出物。

クロッカスの花言葉は「切望」

まあ、どうでもいいか。


この原料は細胞間のコミュニケーションに着目した原料で、

CTGFの発現を高めるのだとか。


CTGFとは、インスリン様増殖因子。

軟骨細胞の増殖を促すとされます。

普通は軟骨再生関係、つまり変形性関節症などに使われるもので、

実際、そちらのほうの研究が盛んです。


まあ、プロテオグリカン作るから肌にもよいのかな?かな?


あとは血管関係にも大きく関わっています。

血管の線維芽細胞、内皮細胞、上皮細胞を接着するのを促進します。


うーん、肌でも同じようなことが起こるのかな??

 

この原料の説明だと、表皮が刺激されることでCTGFが作られ、

それがメッセンジャーとなり、真皮のコラーゲンやエラスチンを

作らせるって話らしい。

 

ちょっと本当か?という内容なのですが、

まあ、結果が出ているので、その辺は目を瞑りましょう。

 

ヒト臨床試験では0.4%配合クリームを1日2回、2週間塗布した結果、

肌のコラーゲン量がプラセボの5倍量、エラスチンは25倍になってました。

被験者は50代女性。

 

一応、CTGFの遺伝子発現量は4.6倍になっているので、

無関係ではないわけですので、上記の理屈もあり得るのかな~

 

インコスメティクス2012イノベーションアワードで

銀賞&BSBイノベーションアワードのダブル受賞をしているそうです。

 

えっと・・・なにそれ?

あと、金賞はなんだったんでしょ?

 

 

 

調べてみました。

フランスのパリで開かれる世界最大規模の化粧品展示会が

インコスメティクスで、

その中で優れた化粧品原料が表彰されるそうです。

 

ちなみに、金賞はネオダミールという原料で、

こちらもコラーゲンとエラスチンを増やすんだとか。

わずか2週間で美容整形で使うコラーゲン注射1回分に匹敵する

コラーゲンが増えるのだとか。

 

スゲーな。

 

こういう原料ってバカみたいに高い化粧品に好んで使われていますね。

逆に、高く見せるためにはこういった権威づけみたいなものが有効なのかもね。

もしくは原料がバカみたいに高いとか。。。



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