パセノール

パッションフルーツ種子エキス

独自開発された原料ってのは個人的には興味津々なわけですが、

一般の消費者はどうなんでしょうね?

 

パセノールはパッションフルーツの種に含まれるポリフェノール

ピセアタンノールを高濃度で抽出した原料。

 

森永製菓のオリジナル原料です。

 

弊社でも使っている一丸の原料はパッションフルーツの果実から抽出。

種からピセアタンノールを規格し、より有効成分を高濃度で抽出したもの

であると思われます。


 効果はレスベラトロールと同様の作用、

もしくはそれ以上の効果があるとして、アンチエイジング効果が期待されます。

 

経口投与でも商品化を先行して行っており、

はり、たるみ、透明感などに効果がでているとか。

 

コラーゲン産生は40%増、メラニン合成は20%ほど抑制との

データがでています。

特別高いわけではないかな・・・

(データをみると、レスベラとロールのダメさ加減のほうが目についてしまいますが)



さて、オリジナル原料というのは、

相当なアドバンテージになるわけですが、

なんとなく活かしきれていない感がしないでもないです。


少々、勿体ないような・・・


つい最近はアロエから抽出したアロエステロール

最初のプロモーションは良かったのに、

推しが弱いのか、イマイチ浸透していない感が否めないです。


ドリンクタイプは結局、関東のテストマーケティング以降、

全国展開することなく、アロエヨーグルトに入れると形で

落ち着いてしまいました。


使えるなら使いたいですが、原料出しはしないんですよね。。。

(問い合わせて確認済み)


こちらはコラーゲンの産生が2倍、ヒアルロン酸が1.5倍になる

とのデータがあります。


サプリにして売ったら売れると思うんだけどな~

もしくは化粧品原料にしても面白いと。


新規原料かつ1社独占はメリットですが、

それを浸透させる労力は半端ないです。


ただ、森永製菓なら、それくらい余裕でできそうな気がするんですがね・・・


アロエステロールほど、このパッションフルーツ種子エキスは惹かれないのですが、

サプリから化粧品を作ったということは、こちらの方が売れたということなのか、

原料単価による利益率の問題なのかはわかりませんが、

もう少しアロエステロールに力を入れて欲しかったな~

欲を言えば、原料出しして欲しいな~

と思う今日この頃でした。



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