酵素の効果効能

酵素不足になると・・・

酵素は一生涯で作られる量に限りがあります。

そして、酵素の量は20代をピークに減少していきます。

それが意味するところはなんでしょう?


酵素の1つは消化吸収をするためのもの。

年齢を重ねると、脂っこいものがしんどくなるのは

消化酵素が減少していることで起こる、1つの現象です。

その他にも、唾液が少なくなり、口臭や歯槽膿漏、口内炎などができやすくなったり、

胃もたれを起こしたり、便秘や下痢になったりします。

特に腸が消化吸収をしっかりできないと、

腸内環境が悪化し、腸内環境の悪化は体全体の不調につながります。


酵素のもう1つ重要な仕事は、代謝。

エネルギーを作るのも多くの酵素が関わっていますので、

酵素不足は疲れやすさや疲労感が抜けないといった症状で表れます。

また、栄養をエネルギーに変えられないので、

脂肪がたまりやすくなります。


また、体を構成している細胞は新陳代謝によって生まれ変わっています。

お肌と同様、内臓も新しく生まれ変わっていますが、

その周期が遅れると、内臓も古く、機能が低下していきます。

自己治癒力も、結局はこの新陳代謝によるもので、

悪くなったのを、新しい細胞に置き換えることで治していくわけで。

これがうまく機能しないと、結局は病気になってしまうわけです。



生活習慣病、高血圧、糖尿病、高脂血症、癌、血管疾患などなどは、

体内の酵素不足が根底にある場合が多いです。


病んだ細胞が新しい細胞に置き変わらない状況が続いた結果、

これらの病気は発病します。


そして、これらの治療は、症状を抑える対処療法になるので、

薬はどんどん強くなり、数が増えていきます。



で、酵素が多いとどうかというと、

まず、病気になりにくくなります。


よく体質という言葉が使われますが、

病気になりやすい体質と病気になりにくい体質があります。

その差は酵素の差であると言われます。


なぜ、病気になりにくいかというと、

酵素が多ければ、細胞の新陳代謝が正常に行われます。

結果、内臓がベストな状態を保てるので、簡単に体調を

崩すということがなくなります。


また、新陳代謝=自己治癒力でもあるので、

病気になったとしても、自力で治すことが可能になります。


ただ、残念ながら酵素の絶対量を増やすことはできませんので、

酵素を取るということは、現状維持であると理解しておいた方が健全です。


例えば、末期の癌が酵素で治るかといえばNOですし、

糖尿病で壊死した足が治るかといえば、これもNO。

同様に50代の体が20代に戻ることもないです。


だから、いつ始めるか、がとても重要になってきます。

早ければ早いほど、その効果があるわけです。

30代で始めれば、10年後は40代の体ですが、

30代を維持することで、10年後に10歳の差ができる、

酵素ってそういうものです。

 

 

酵素の節約方法を復習しておきますと、

●食事は腹八分

●食事は生で旬の物を食べる

●食事に発酵食品を多く取り入れる

 

そして、サプリメントやドリンクの酵素は、

酵素ではないので、酵素を増やすことにはなりません。

あくまで、「酵素の素」を取り入れているにすぎません。


そして、飲むことで病気が回復傾向になることは、

珍しいことではないのですが、

これは酵素を飲んだからというより、

酵素によって、自己治癒能力が向上した結果であるわけで、

治すのはあなた自身の力になります。


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