ノエビアが以前、ムラサキバレンギクエキスが結合型セラミドの合成に欠かせない タンパク質SDR9C7を増やす効果があるという発表をしていたわけですが、 今回は自社農場で、効果効能を高めた強化版ムラサキバレンギクエキスの開発に 成功したって発表がありました。 北海道暑寒別岳パイロットファームで有機栽培したムラサキバレンギクを...
疑似セラミドは別に悪いものではないです。 まず、価格がヒト型セラミドと比べると圧倒的に安い。 また、皮膚表面でラメラ層を形成することで、 高い保湿性、バリア能をもたらします。 まあ、疑似的な細胞間脂質が肌表面に作られるって感じです。 浸透しないので、敏感肌や肌荒れの方でも使うことができると いうのも大きな利点ではあります。...
花王が皮膚バリア機能が低下傾向の敏感肌では、セラミドプロファイル がアトピー性皮膚炎の肌と類似していることを発見。 そのプロファイルの変化が敏感肌特有の刺激感受性の高さに関係する可能性を明らかにしました。 この研究成果は、第89回SCCJ研究討論会(2022年)にて発表し、最優秀発表賞を受賞したそうな。...
バイオアクティブに働くセラミド・・・ ってな謳い文句をみたのですよ。 何それ?って気になったので調べてみました。 製品名はSPHINOX Lift エボニック社の原料になります。 セラミドを作ってる最大手の原料メーカーです。 表示名称はセラミドNP
セラミド●●%配合ってな表現を工夫して、 多く入っていますとアピールするところが増えてます。 まあ、仕方ないことではあるのですが、騙す気満々 ってのはいただけないかなーと思う今日この頃。 ぶっちゃけ、セラミドの価格は上がる一方で、 高配合しているところはしんどいわけよ。 まして4%とか入れてると、シャレにならん状態なわけですよ。...
結構前の発表になるのですが、九州大学生体防御医学研究所と 大阪大学微生物病研究所の共同研究の成果の話になります。 2017年の4月に発表されています。 細胞が損傷すると、その細胞を取り除くために免疫系が 活性化されることが知られていましたが、その物質がなんなのか、 よくわかっていなかったんですよ。...
2022年6月の話ですけど、北海道大学からヒト角質層セラミド分子種の全容解明 ってな発表がありまして。 北海道大学といえば、セラミド研究の最前線を走っているところなんですが、 ついにヒト角質層のセラミドの全容を明らかにした!と発表したわけです。 元々はヒト型セラミドは7種類といわれており、長くそういわれてきました。...
ポテトチップスで有名なカルビーからジャガイモの皮からとれた グルコシルセラミドの肌への有効性が確認されたってな発表がありました。 ジャガイモを加工する際、大量の皮が廃棄物としてでてきます。 これを有効利用できないか?ってことで、流行のセラミドを抽出したわけです。 グルコシルセラミドはほとんどの植物から抽出できるので、...
疑似セラミドである、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) これを20%というわけ分からん濃度で配合している商品があるんですよ。 その商品がべたつく理由を知りたいとのご意見をいただいたので、 ちょっと解説していこうかなと思います。 ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)は...
ダイソーに行ったら、セラミドの美容液が売ってたんですよ。 ちょっと前にまつ毛が伸びるとかでバカ売れした ローヤルゼリーの美容液があったんですが、それのシリーズです。 製造国はベトナムで、それによってコストカットをしていると思われます。 国内で作ったら、容器だけで100円超えてきますからね。 とはいえ、100均ですからね。...