合成セラミドと疑似セラミドは混合しがちですが、
疑似セラミドはセラミドではないのに対し、
合成セラミドは、セラミドです。
(どちらも合成しているということで、一緒くたにされがちです)
ややこしいことに、
合成セラミド=天然型セラミド=ヒト型セラミド
と理解していただいて、問題ありません。
これは、「合成」という言葉を悪物扱いし、
「天然」を崇拝している人が圧倒的に多いという
背景が原因です。
ヒト型セラミドを合成というと、イメージが悪いので、
天然型という言葉を作りました。
ネコ型ロボットがネコでないのと同様、
天然型は天然ではありません。
逆に、天然セラミドは、言葉の力を最大限生かす
ために、天然をアピール。
当然、対比させるのは「合成」なので、
合成を叩きます。
ただ、合成セラミドと天然セラミド、
どちらが効果が高いかと言われれば、
間違いなく、合成セラミドです。
言い方を変えると、
ヒト型セラミドと非ヒト型セラミド、
どちらが効果が高いかと言われれば、
間違いなくヒト型セラミドです。
合成でも、非ヒト型ができるという話もあります。
無理やり合成するわけですから、
無理が生じて、構造が異なるセラミドが
何%か混ざっているものもあるそうです。
例えば、右きき(ヒト型)でなければならないセラミド2の
中に、左利き(非ヒト型)のセラミド2が混じるといった感じです。
純度が高いほど高く、純度が低いほど安いと言われていますが、
暗黙の了解で触れないようにしています。
当然、セラミド2の表示は変わらないので、
消費者が見分けることは不可能です。