老化のメカニズムが解明されてきており、老化に抗う方法が 色々と出てきている現状。 老化を「病気」と提唱する人がでてきました。 病気であるなら、治療が可能であろうと。 老化の原因は非常に多岐にわたっており、本来は1つの手段で 万事解決ってことにはなりません。 老化の原因を羅列すると、 ・成長ホルモンの減少 ・女性ホルモンの減少 ・クロトーの減少...
コーセーとミルボンの共同で、皮膚常在菌の1つであるエンテロコッカス菌が 肌の炎症を引き起こすことを確認し、エンメイソウエキスにより、 この炎症を抑制できることを見出したとの発表がありました。 ミルボンは日本人女性の頭皮の菌叢を分析した結果、エンテロコッカス属の菌の...
昨今、騒がれるようになってきた花粉爆発。 この言葉が使われたのは2023年頃からだと記憶しています。 もしかしたら前からあった言葉だったのかもしれませんが、 マスメディアで取り上げられたのは最近の話だと思います。 都市部の花粉は何かおかしい・・・ 花粉症の症状が以前よりも悪化しているのでは? そんな疑問から花粉爆発というものが判明したとのこと。...
コウジ酸は藪田貞治郎氏によって1907年に日本で発見されたとされます。 麹菌が作り出す新規の有機酸として発見され、同氏によって化学構造も決定されました。 戦後、麹を扱う杜氏の手が白く美しいことからコウジ酸の研究は加速します。 1988年には三省製薬により「美白成分」として承認されることとなります。...
ポーラの研究になるんですけど、肌のプロテイン密度が重要って話。 当たり前っていえば当たり前なんですが、コラーゲンなんかもタンパク質なわけで、 多いほうがよいに決まっています。 で、キーワードとなるのが表情圧。 表情圧とは、表情の動きによって皮膚が圧縮されることで発生する力。...
ファンケルの研究発表によりと、紫外線によるダメージで、 コラーゲン線維の柔軟性が失われるとのこと。 皮膚の線維芽細胞に紫外線のUVAを照射した後、数日間培養してコラーゲン線維を作り出し、 コラーゲン線維の柔軟性を計測しました。 その結果、紫外線照射によるダメージを受けた細胞...
コーセーの研究発表で、心理的ストレスによって表皮中に アドレナリンの濃度が高まることで、肌のバリア機能が低下する ことが明らかとなりました。 以前、ポーラがストレスによって肌が荒れる原因は表皮の体温の低下で、 それに伴いタイトジャンクションが乱れることだとの発表をしていました。...
肌がくすむメカニズムを資生堂が発見したってのがちょっと前の話。 真皮層でタンパク質がカルボニル化することで、肌が黄ぐすみすると。 糖化だけでもややこしいのに、また新たなワードがでてきたよ。 カルボニル化は紫外線等によって活性化酸素が作られ、 それによって脂肪が酸化し過酸化脂質なります。...
ポーラ研究発表になるのですが、線維芽細胞では細胞増殖休止期に作られる F13Aというタンパク質がDNA損傷を修復し、細胞増殖、コラーゲン産生を高める ことを発見したとのこと。 また、クダモノトケイソウ果皮エキスとアーチチョーク葉エキスの混合液で、 休止期の線維芽細胞においてF13Aの発現を増加させることを見出したとのこと。
ポッカ調べで、レモン果汁を摂取するとオキシトシンの分泌が増えて 心理状態に影響を及ぼすとかか。 オキシトシンは幸せホルモンだとか、愛情ホルモンだとか呼ばれるもので、 文字通り幸せを感じている時に多く分泌されている神経伝達物質。 視床下部で9個のアミノ酸から合成され、鎮痛や不安の軽減、共感や他者への信頼感、...