バクテリオファージとは細菌や古細菌に感染するウイルスのこと。 上図のような形をしています。頭の中に核酸(DNA)が入っており、 あとはタンパク質でできています。 脚の部分で菌に吸着し、管を通してDNAを菌に注入します。 注入されたDNAは菌のDNAに組み込まれ、ファージのタンパク質を 合成するようになります。...
某大手企業が2019年11月に買収したアメリカのブランドを6月30日をもって 幕引きするそうな。 日本での販売終了のお知らせなので、アメリカでは引き続い販売は されるんかな? 広告にメッチャ力注いでた印象だったんですがねえ。 SNSとかも積極的に活用していましたし。 一体なぜ、日本市場で受け入れられなかったのでしょうか?...
最近話題にもならなくなり、久しい白斑問題。 ロドデノールという成分がラインですべて入っており、 ライン使いして、紫外線を浴びると色素細胞が死んで白斑となるというもの。 大手の商品だったこともあり、かなりの被害者がでており、 かつ一生治らないというものでしたので、大きな社会問題となりました。...
プレスリリースで流れてきたんですが、ファンケルが角層と皮膚常在菌の 新たな関連性を解明したとの発表があったそうな。 正直、タイトルが間違っていると思ったわけなんよ。 だって、皮膚常在菌って関係ないんよなー 公式の発表によると、肌状況と常在菌の関係性を調べていたら、P2角質細胞という ものを見出したと。...
昨今の化粧品は難しいこと言いがちだよなー 生物学で習わないことがいっぱい出てくる・・・ ロート製薬がビタミンC(L-アスコルビン酸)がDNAの脱メチル化を介して 表皮の細胞増殖を促進し、表皮の厚みを増加させる新たなメカニズムを明らかにしました。 Vitamin C promotes epidermal proliferation by promoting DNA demethylation of proliferation-related genes in human epidermal equivalents
幹細胞を不死化して、その培養液を化粧品原料として販売されています。 正直、大丈夫なのか?と思ってしまうのですが、一般的には 細胞を不死化するって言われてもピンっとこないのではないでしょうか。 ここでいう不死化ってのは、1つの細胞が死なないってわけではなくて、 永遠に分裂して増え続けることができるという意味。...
コールドプロセス製法で作っていると主張している石けんの 成分表示には「石ケン素地」の文字が。 石ケン素地は水、オイル、強アルカリ(水酸化Naなど)を含んでいます。 もしくは●●脂肪酸Na、〇〇脂肪酸Na、水、グリセリン これらは鹸化法によって作られた石ケン素地で、 中和法であれば水、ラウリン酸Na、ミリスチン酸Na・・・ってな感じになっています。...
粉石けんがあるのだから、粉シャンプーがあっておかしくないか・・・ なんか粉末のクレンジングもあるしなー 色々調べてみたのですが、基本的には天然成分100%みたいなことを したいがために粉末にするようです。 とある商品はソープナッツと重曹のみ。 ソープナッツはソープナッツエキスパウダーという一丸ファルコスの原料。...
資生堂が老化細胞を除去する成分としてアスペルギルス/ツバキ種子発酵エキス液を 見出したって発表が去年にあって、その原料を使った製品はすでに市場に投入されています。 いったいどんな文言で販売するのかなー と気になったので調べてみました。 まあ、さすがに「老化細胞を除去する」なんて謳えるわけもないですから。...
化粧品・健康食品のOEMメーカーである天真堂が開発した「光るコラーゲン」が 業界内では話題となっています。 紫外線をあてると青色に光るコラーゲンペプチド複合体を開発したとのこと。 魚鱗由来の加水分解コラーゲンペプチドに糖(キシロース)や亜鉛を添加することで 上図のように光るようになるんだとか。...