ときどき見かけるリポソームの数を誇示する製品。 1滴に5兆個のリポソームが含まれているとかなんとか・・・ まあ、リポソームの中身が大事で、リポソームがたくさんあったからとて 何か意味があるのかは分かりかねますが。 まあ、リポソームの数を計算で出していきましょうか。 この分野って正直苦手なんですよねー 苦手意識が強すぎて、頭痛いです。...
CICA(シカ)で昨今知名度を上げているツボクサ。 化粧品原料では抗炎症作用を期待して配合されています。 特に韓国コスメでの使用頻度が高く、その影響で国内でも 使われるようになってきたってな背景があります。 そんなツボクサの食品原料が一丸ファルコから発売されていました。
私がサプリのOEMメーカーで営業していた時ですけども、 アレもコレも、とにかくたくさん原材料名に成分を並べるって 製品が流行っていました。 当時、オールインワンジェルが台頭しており、サプリにもその流れが 来ていたのだと思われます。 300mgしか入らないカプセルに、アレもコレも入れたい、 全部入れたいなんてやったら、そりゃ入っているかいないかって...
花王のスキンケア研究所・解析科学研究所と帝京科学大学生命環境学部生命科学科 との共同研究により、敏感肌における特徴的なセラミドプロファイルの変化が、 角層細胞間脂質構造の乱れや敏感肌特有の刺激感受性の高さに関係する可能性を明らとなりました。 この成果は、Journal of Cosmetic Dermatologyに掲載されました。 Altered Ceramide Profile of Facial Sensitive Skin: Disordered...
某ドラッグストアのオリジナル化粧品ってのが話題らしい。 場所によっては売り切れているとかなんとか。 あんまりアピールされていなかったので、探すのに手こずりましたが、 近所の店舗では普通に買えました。 厚生産業のコーセーフードの原料であるアスペルエキスゴールドを 高配合している化粧水で、「発酵」を冠して販売しています。...
色々な賞を受賞しているくらいですから、凄い原料ってのはわかってはいたのですが。 改めて見ると、メッチャ優秀な原料でした。 オートファジー促進効果 オートファジーは細胞内の機能しなくなった小器官、不良タンパク質などの いわゆるゴミを分解して、再利用できるようにする作用のこと。...
東洋発酵はサプリ、化粧品のOEMメーカーでもあり、原料メーカーでもあります。 発酵原料を作る技術は日本でトップクラス。 最近はとくに発酵に力を入れているようで、新しい原料が4つもでていました。 まあ留め型なので、東洋発酵で加工しないと使えないとは思いますが。 肌麹水(はだこうじすい)...
シー・アクトの看板商品であるペンタデシルに毛穴改善効果が見つかったとの発表が ありました。 ペンタデシルは微細藻類でるオーランチオキトリウムが生成する油脂から 抽出・精製された成分になります。 小胞体ストレスという聞きなれないものを改善する効果があるというのがウリ。 小胞体は核内で翻訳されたアミノ酸鎖を折りたたんだり装飾したりして、...
マイクロニードルって界隈では流行っているのかねえ? ヒアルロン酸のやつとか結構売れているって話聞くし。 今回は海綿由来のマイクロニードルのお話。 スピキュールとも呼ばれています。 海綿は海綿動物門に属する動物。 水中で生活しています。体の表面に無数の小さな穴(小孔)が存在しているのが特徴。 動物といわれていますが、ほとんど動きません。...
とあるオイルクレンジングで、日本初の超微粒子技術を採用し、 肉眼では見えない毛穴奥の汚れまでも落し、さらに汚れの再付着を 防ぐと謳っているものがありまして。 その肝となるのが(C12-20)アルキルグルコシド。 これが40㎚のミセルを形成し、毛穴の奥まで入っていくんだとか。...