資生堂は、M2マクロファージが線維芽細胞に働きかけてコラーゲン線維を 太く丈夫にする機能を持つことを発見したとの発表をしました。 マクロファージは白血球の一種で食細胞とも呼ばれます。 マクロファージはM1とM2の2種類が存在するとして、 M1は炎症を促進し、感染防御に大きく貢献する一方、 M2は炎症を抑え、組織修復を促します。...
フィトレチノールはオリザ油化の原料で、バクチオールを含んだ 抗シワ原料になります。 弊社でも使用していますが、フィトレチノールに新たな効果が確認されたとの ことでご紹介をしたいと思います。 ①UVA 照射による線維芽細胞の委縮抑制 正常線維芽細胞に UVA を照射した際、通常は細胞収縮が起こります。...
ときどき見かけるリポソームの数を誇示する製品。 1滴に5兆個のリポソームが含まれているとかなんとか・・・ まあ、リポソームの中身が大事で、リポソームがたくさんあったからとて 何か意味があるのかは分かりかねますが。 まあ、リポソームの数を計算で出していきましょうか。 この分野って正直苦手なんですよねー 苦手意識が強すぎて、頭痛いです。...
CICA(シカ)で昨今知名度を上げているツボクサ。 化粧品原料では抗炎症作用を期待して配合されています。 特に韓国コスメでの使用頻度が高く、その影響で国内でも 使われるようになってきたってな背景があります。 そんなツボクサの食品原料が一丸ファルコから発売されていました。
私がサプリのOEMメーカーで営業していた時ですけども、 アレもコレも、とにかくたくさん原材料名に成分を並べるって 製品が流行っていました。 当時、オールインワンジェルが台頭しており、サプリにもその流れが 来ていたのだと思われます。 300mgしか入らないカプセルに、アレもコレも入れたい、 全部入れたいなんてやったら、そりゃ入っているかいないかって...
花王のスキンケア研究所・解析科学研究所と帝京科学大学生命環境学部生命科学科 との共同研究により、敏感肌における特徴的なセラミドプロファイルの変化が、 角層細胞間脂質構造の乱れや敏感肌特有の刺激感受性の高さに関係する可能性を明らとなりました。 この成果は、Journal of Cosmetic Dermatologyに掲載されました。 Altered Ceramide Profile of Facial Sensitive Skin: Disordered...
某ドラッグストアのオリジナル化粧品ってのが話題らしい。 場所によっては売り切れているとかなんとか。 あんまりアピールされていなかったので、探すのに手こずりましたが、 近所の店舗では普通に買えました。 厚生産業のコーセーフードの原料であるアスペルエキスゴールドを 高配合している化粧水で、「発酵」を冠して販売しています。...
色々な賞を受賞しているくらいですから、凄い原料ってのはわかってはいたのですが。 改めて見ると、メッチャ優秀な原料でした。 オートファジー促進効果 オートファジーは細胞内の機能しなくなった小器官、不良タンパク質などの いわゆるゴミを分解して、再利用できるようにする作用のこと。...
東洋発酵はサプリ、化粧品のOEMメーカーでもあり、原料メーカーでもあります。 発酵原料を作る技術は日本でトップクラス。 最近はとくに発酵に力を入れているようで、新しい原料が4つもでていました。 まあ留め型なので、東洋発酵で加工しないと使えないとは思いますが。 肌麹水(はだこうじすい)...
シー・アクトの看板商品であるペンタデシルに毛穴改善効果が見つかったとの発表が ありました。 ペンタデシルは微細藻類でるオーランチオキトリウムが生成する油脂から 抽出・精製された成分になります。 小胞体ストレスという聞きなれないものを改善する効果があるというのがウリ。 小胞体は核内で翻訳されたアミノ酸鎖を折りたたんだり装飾したりして、...