慢性ストレスケア素材
丸善製薬の新原料、ウェルレイシ。
子実体の霊芝から抽出したエキスで、慢性ストレスによる肌トラブルに
アプローチする原料だそうな。
表示名称は水、BG、レイシ子実体エキス
レイシ子実体エキスは0.3%含まれています。
ガノデリン酸Aを0.5 μg/g以上
ガノデリン酸Fを0.5 μg/g以上で規格化しています。
推奨量は2%
ガノデリン酸は霊芝に含まれるトリテルペン類の一種。
抗がん作用があるとされます。
種類は多岐にわたるとかで、A~Zまであるとかないとか。
総トリテルぺノイド含量についても20 μg/g以上を規格化しています。
霊芝はキノコの一種で、昔から漢方などに使われていたほか、
ローヤルゼリーや高麗人参とならんで、健康食品の初期からのメンバーでもあります。
主に抗がん作用が謳われており、免疫を活性化する作用があるとされています。
免疫系かと思いきや、抗ストレス原料での発売となっています。
最近のトレンドなんよね。
オリザもなんか出していましたが、あちらは幸せホルモンを増やすというのに対し、
こちらはストレスホルモンを抑えるってものになります。
ストレス社会といわれる現代。
常に我々はストレスに曝され続けています。
ストレスは肌にも影響を与えるほか、肌状態が悪いこともストレスになります。
ストレス下ではストレスホルモン、コルチゾールの放出量が増加します。
細胞内のコルチゾール濃度はコルチゾール代謝酵素によって調整されています。
11β HSD-1:コルチゾール(活性型)へ変換
11β HSD-1:コルチゾン(不活性化)へ変換
ウェルレイシを添加することで、11β HSD-1(-30%)、11β HSD-1(-65%)となり、
コルチゾールの活性化を抑えるとともに、不活性化を促すことが確認されました。
結果としてコルチゾールの濃度を19%抑えることができました。
ホルモンは微量で大きな作用を起こすので、約2割の減少でも
肌への影響はそこそこ大きいです。
また、独自のストレス試験モデルを確立し、ウェルレイシ添加時には
コルチゾールの増加を抑えることを確認しています。
ヒト試験では角層の状態がよくなり、バリア機能の向上が確認されたほか、
肌のトーンアップもしたとのこと。
正直、エビデンスとしては是が非でも使いたいってレベルではないです。
抗ストレスに特化した美容液を作るなら、配合したいかなーって感じです。
霊芝って高級品ではありますので、なんだかんだ高いんだろうなー
ってのもネックになるかと思われます。
ストレスホルモンを抑えるというアプローチは斬新であり、
かつ昨今のトレンドに合致しています。
それでも、ストレスホルモンを抑えるより、快楽物質を増やすって方向の
原料のほうが魅力的ではあります。
この手の原料増えてきたから、抗ストレス美容液ってのを作ってもおもろいかも。
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