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レピスタ Ⓡ

2-aza-8-oxohypoxanthine

「レピタス入った製品はありますか?」

とのご質問がありました。

レピスタ?何それ?という状態なので、使っているわけもなく。

 

レピスタ(RepistaⓇ)は静岡大学とビタミン C60バイオリサーチの共同研究によって

開発された原料で、約5年もの歳月を要したのだとか。

機能性成分は2-aza-8-oxohypoxanthine (AOH)を1%含む

水溶性化粧品原料になります。

 

AOHは2010年、静岡大学の河岸洋和教授が、フェアリーリングを形成するキノコ、

コムラサキシメジの培養液から発見した天然有機化合物になります。

そのキノコの学術名Lepista sordidaにちなんでレピタスと命名されたとのこと。

 

AOHは植物の成長因子の一種で、コメやトマトなどの多くの食用植物が持っています。

しかしながら、極微量しか含まれていないため、抽出するのは難しいとされてきました。

 

微生物の分泌する酵素を活用してAOHを製造する技術を確立することによって、

世界初のAOH含有の化粧品原料が誕生したとのこと。

 

表示名称は水、アザオキソヒポキサンチン、水酸化Na

AOHは1%以上で規格されています。

水酸化Naが含まれていることから、アルカリでないと安定化しないのかな?

一応、酸性でも大丈夫とのことですが、中性によせた方が安定しそうではあるかな。

推奨濃度は5~10%

結構多い。

 

ビタミン C60バイオリサーチといえばフラーレンなわけですが、

現在は三菱商事ライフサイエンスに吸収合併しており、存在しません。

フラーレンが有名になり過ぎて、それを超える製品を生み出せずに苦労したようで、

レピスタもその1つ。

ノーベル賞云々というのを超えるってのは、そりゃ難しいでしょうよ。

 

レピスタのエイジングケア効果としてはシワ改善、バリア機能の改善・強化、細胞賦活、

美白・透明感、保湿(ヒアルロン酸産生促進)、ターンオーバー促進の6つの効果が確認されています。

もともとは植物の成長因子で、植物には超微量で作用しますが、

ヒトの成長因子ではないので、それなりの量を求められます。

 

ある意味万能な原料ではありますが、器用貧乏といった感じも拭えないかなー

 

個人的には尖った原料のほうが好きですので、オールマイティな訴求をされても

心が動かないんですよね・・・

もうこれだけでええやんってくらい効果があれば話は別ですが。

 

エビデンスが豊富ってのは良いことですが、データが何とも言えないんよ。

これ使うならナイアシンアミドでよいかな。

 

あんまり流行ってないのは、ストーリー性の弱さもあるんですが、

実際の機能性によるところが大きいんでないかな。

伝手がないので知らんけど、たぶん高価なんだろうし。

ナイアシンアミドと比べれるレベルの効果で、価格で何十倍もするとなると

使いづらいよなー

 

 

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