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ホワイトティーがメラノサイトの受容体を減らす

新しいメラニン産生抑制機構

ノエビアの研究になるのですが、メラニン産生が促されるには、

表皮細胞などからのシグナル伝達物質をメラノサイトが受け取る必要があります。

メラノサイトの受容体とシグナル伝達物質がくっつかないようにする成分はないか?

と探したところ、ホワイトティーにその効果を見出したというお話。

 

ホワイトティーとは、別名 白茶と呼ばれるもので、製造工程は

「早摘みした若葉を「萎凋」と「乾燥」だけしたものになります。

そのため、茶葉には銀色の産毛が残り、この外観がホワイトティーという名前の

由来となっています。

 

自然に近い状態なので、ポリフェノールが豊富だとかなんとか。

非常に希少な茶葉で、昔は王族のみが飲むことを許されていたとか。

中国発祥です。

 

おそらく表示名は茶葉エキスとなると思われます。

 

 

メラニンが作られるためには、まず表皮細胞や血管細胞から

メラニン産生促進のシグナル物質が放出されます。

メラノサイトにはそれを受信する受容体が存在しています。

シグナル伝達物質が受容体にハマることで、はじめてメラニンの産生が高まります。

 

ホワイトティーエキスにはメラノサイトの受容体の数を減らす効果が見つかったわけです。

 

従来のメラニン抑制効果は、メラニン合成酵素であるチロシナーゼの活性を

阻害するものがほとんどでした。

そこに、ホワイトティ―を組み合わせれば、高い相乗効果が期待できるってわけです。

 

ノエビアはホワイトティ―と従来のチロシナーゼ阻害効果に加え、

メラニン生成調整因子を減らすものを加えたトリプル効果によって

新たな美白化粧品を作り出そうと考えているようです。

 

メラニン生成調整因子としては、MITF が挙げられます。

これはチロシナーゼなどの酵素を作らせるための転写因子。

簡単にいえば、チロシナーゼ作れっていう遺伝子への依頼書のようなもの。

で、ホワイトティ―にはこの効果も確認されたというわけさね。

 

しかしながら、これはメラノサイトの受容体が減少したことによる

影響によるものだと思われます。

当然、チロシナーゼの産生も低下します。

 

まあ、根本を叩くとなるとα-MSH (メラニン細胞刺激ホルモン)、

ここでいう細胞からのシグナル物質を抑えることですが、

次の段階である、その受容体を減らすことで、川上でメラニン合成を

抑制できるという、かなり画期的な原料となります。

 

もっとも・・・ちゃんと日焼け止めを塗っておけば事足りるのですけどもね。

 

ホワイトティ―エキスを軸とすることで、今までにない高い相乗効果が期待できる

のノエビアは考えているようです。

 

候補として、ホワイトラベンダー、アルビニアホワイト、ホワイトマスタード、

ヒキオコシ、ホワイトガーデニア、セイキョウの6種類の植物を上げています。

ホワイトティ―と合わせて7種類の植物エキスを使った美白化粧品がでてくるのかな??

 

美白を謳うには医薬部外品にしなきゃいけないんだけど、

折角の成分も部外品だと活かせないんですよね。

どのような形ででてくるのか・・・

 

既存の原料でホワイトティ―を使ったものは、

WHITE TEA EX(長谷川香料) 表示名称:水、BG、チャ葉エキス

ホワイトティー リポハーバセック(エイチ・ホルスタイン) 

表示名称:マルトデキストリン、水添レシチン、チャ葉エキス、塩化Na

 

この2種類になります。

これらを使っているのか、独自ルートで入手しているのかはわからん。

 

 

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