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ガンマ-アミノ-ベータ-ヒドロキシ酪酸

タイトジャンクションを強化する効果があるんだとか

ガンマ-アミノ-ベータ-ヒドロキシ酪酸はギャバ誘導体で別名GABOB、バイサミンと言います。

カネボウが開発した原料となります。まあ、花王か。

特許取れてんのかな?申請しているっぽいから取れているとは思います。

 

医薬部外品の有効成分となっているのですが、情報がほとんどないんですよね。

カネボウの特許の資料だと養毛剤としてのものですし・・・

 

タイトジャンクション(TJ)に効果があるとのことなんですが、

データは非公開となっています。

 

TJとは何かって話ですが、細胞間を繋ぐタンパク質のことで、

第二のバリア機能として働いています。

水分の蒸散を防いだり、変なものが浸透しないように関所にもなっています。

TJはクローディンとJAN-Aという2つのタンパク質が主成分で構成されています。

クローディンは27種類存在します。

肌以外にも存在しており、場所によって異なるクローディンで構成されています。

たとえば、クローディン1がないとアトピー疾患に、クローディン7がないと潰瘍性大腸炎に、

クローディン18がないと胃腫瘍になることがわかっています。

 

皮膚のTJを見るときはクローディン1を見るのが一般的です。

クローディン1のノックアウトマウスはアトピー皮膚炎を発症することが分かっているので、

皮膚のTJはクローディン1が主要となって構成されていると考えられているからです。

 

しかしながら、GABOBはクローディン3の発現の増加が見られたと。

なぜ、クローディン3?と思ったのですが、クローディンは毛髪保持に関わっており、

クローディン3ノックアウトマウスでは著しい脱毛が確認されたのだとか。

 

もともとは抜け毛防止のための成分として見出されたものだったってわけ。

伏線回収できました。

 

あとは汗腺のクローディン3がなくなると、汗が真皮内に漏れてしまい

肌が荒れるのだとか。

重要なクローディンではあるんですけどね。

 

 

まあ、TJに効果がある原料といえば、一丸ファルコスのマンダリンクリアが有名。

表示名はBG、水、マンダリンオレンジ果皮エキス

推奨濃度は1%

エビデンスはこっちのほうがはっきりしているからなー

これでよくね?と思わなくもない。

 

他の原料も一応、挙げておこうかな。

三省製薬のアカモク抽出液-P

表示名は水、アカモクエキス

推奨濃度は1%

クローディン1の発現が2倍になるんだとか。

 

シー・アクトのヤマモモ葉エキス

表示名は水、BG、ヤマモモ葉エキス

推奨濃度は1%

クローディン1の発現が増加するんだとか。

ぶっちゃけ、シー・アクトの原料ってだいたいクローディン1の発現量が増える

っていってるんだけどね。

フノリエキスも増えるって書いてあるし。

 

Givaudan S.A.のPrimalHyal™ 50

表示名は加水分解ヒアルロン酸

タイトジャンクションを刺激するとか。

低分子ヒアルロン酸なんですが、ここの原料すぐに値上げするので

正直使いたくない原料メーカー。

 

スノーデンの乳酸菌発酵アスパラガスエキス末

表示名は乳酸菌発酵アスパラガスエキス末

スノーデンといえばプラセンタなんですが、アスパラガスを乳酸菌で

発酵させたものを発売しています。

トル様受容体(TLR)を刺激することでタイトジャンクションを強化するんだとか。

 

あとは佐藤製薬株式会社がキハダ樹皮エキスでタイトジャンクションの強化で

特許とってんな。

300種類の植物から一番クローディン1の発現を促すものを選定したんだとか。

発現量は2.5倍になっています。

 

 

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