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悪魔的処方

販社からすれば神処方ではあるんですけどね

前に書いたような気もしなくもないのですが、悪魔的な処方を

結構大手が採用していたのに驚いたので注意喚起として書いておこうかと。

 

疑似セラミドをナノ化することで、浸透させるって処方になるんですけど、

少量であれば可愛げがあるのですが、すんげー高濃度なんですよ。

 

疑似セラミドはセラミド様作用があるもので、ラメラ層を形成します。

ラメラ層とは水と油がミルフィーユ状に交互に重なる状態をいいます。

ちゃんとバリア性、保水性を出すために規則正しく疑似セラミドが並ぶ必要があります。

そのためには単一である必要性があるわけです。

 

単一で肌表面にラメラ層を形成することで、外部へ膜を張るからこそ、

疑似セラミドは機能するものになります。

この疑似セラミドが仮に浸透したらどうなるか?

セラミドで構成されたラメラ層にとっては異物ですので、

その部分は隙間ができます。

 

ハッキリ言えば、バリア性も保水性も低下することになります。

 

疑似セラミドをナノ化して浸透させるというのは、愚策も愚策なわけですが、

これはあくまで健康な肌の人に限ります。

セラミドが不足しており、そもそも膜として機能していない場合は、

劇的に改善します。

 

下位互換であっても、ないよりまマシというわけ。

 

高濃度の疑似セラミドを肌に入れることで、とりあえず隙間を埋めることで、

肌の乾燥は防ぐことができます。

セラミドと疑似セラミドが混同した膜になるわけですね。

 

当然、本来の膜機能よりも劣る状態なので、外部からの刺激を受けやすくなります。

それをカバーするためにガッツリと抗炎症剤を入れます。

抗炎症剤によって、肌のバリア機能が低下していることに気づかず過ごすこととなります。

 

また、過度に供給される疑似セラミドはラメラ層の下層部まで到達します。

最下層から疑似セラミドに侵されたラメラ層となるので、回復するには

最低でも一月かかることになります。

 

この高濃度ナノ疑似セラミド化粧品を使い続けるとどうなるか?

 

何か別の物に浮気をした時、抗炎症剤で誤魔化していたものが一気にでてきます。

しかも、肌のバリア機能が正常化するには一月かかるわけで、何をしてもよくなること

はないです。

 

しかし、再びこれを使えば、嘘のように元通りになる。

 

一生使い続けるしかなくなっちゃうわけよ。

麻薬のような状況を合法的に実現している処方なんです。

しかも使い始めは効果が実感できるというのが質が悪い。

 

疑似セラミドが高濃度ってだけなら全然よいです。

浸透しないので敏感肌やアトピー疾患の人でも使いやすいです。

 

ただ、浸透するようにしたものはよくない。

これだけは知っておいて欲しいかな。

こういう輩は、疑似セラミドっていわないですし、

表示を見ても疑似セラミドがどれかってのは分かりにくいです。

 

たいていはあり得ないセラミド濃度を誇示しているので、

なんか凄い高濃度のセラミド配合してますってのを注意すれば

避けることはできます。

 

 

悪魔的処方をまとめると

高濃度疑似セラミド+ナノ化+高濃度の抗炎症剤

 

これによって依存性の高い化粧品が完成します。

間違いなく、この処方思いついたやつは天才ですし、

完全に理解してやってます。

 

手を出してしまった人はご愁傷様ではありますが、

まだであれば気をつけていただきたいものです。

 

 

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