エクソソーム、意味あるのかね?

美容業界ではトレンドですけども

最近の流行といってもよいかな?

エクソソームを謳う化粧品ってのが増えています。

色々なエクソソーム原料が登場していますが、正直売れているのかは謎。

 

エクソソームってよくわからないって人のほうが多いと思うんですよ。

さらにいえば、販社の人もわかってないんじゃないかって。

 

改めてエクソソームとは何かって話ですが、細胞間の情報伝達物質になります。

 

直径50~150nmの膜小胞でマイクロRNA、mRNA、タンパク質が内包されています。

マイクロRNAは特定のmRNAと結合する約21〜25塩基の短いRNAのことで、

タンパク質合成のブレーキ役になります。

mRNAは翻訳を行い、タンパク質合成を行う鋳型となります。

 

ガンの転移にエクソソームが用いられるという発見から注目を集めるようになりました。

このことからわかるように、エクソソームは有益なものばかりではないってことが

分かると思います。

 

あくまで、エクソソームはメッセンジャーなわけ。

その情報には良い知らせと悪い知らせがあるんですわ。

中には炎症を促すものもあれば、老化を促すものもあるんです。

残念ながら、情報の精査をする技術はまだありません。

 

ぶっちゃけ、どんな情報が含まれているか、全く分からんエクソソームを

提供しているってのが現状でして、ホントに肌によいものなのかって

確証もないものなんです。

 

我々の体の細胞は分化して、各々役目を与えられています。

少なくとも情報を出す細胞と情報を受け取る細胞が存在し、

これらはそれぞれの立場ってもんが存在します。

 

肌で例えるなら、紫外線によってダメージを受けた細胞があり、

そのダメージ細胞を認知する細胞がその修復を依頼するエクソソームを

放出します。

その依頼を受け取る細胞があり、その情報をもとに細胞の修復の部隊を

送ります。その際にもエクソソームが放出されます。

 

 

では、均一の培養された細胞間でいったい何を伝達するというのでしょう?

発信側も受信側もあったもんじゃないわけです。

エクソソームというのは、依頼書であって、ああしろ、こうしろって情報なんです。

培養下で作られているエクソソームにいったい何の意味があるのやら。

 

エイジング効果があるといわれていますが、本当に??

 

エクソソームの量は担保されていますが、それだけで肝心の中身については

一切確認されていないブラックボックス。

これが肌にとって意味のある情報である確証など一切ないわけ。

そもそも受け取れるのかって話もあるわけで。

最悪、血中に乗ってよくわからんところで、よくわからんことも起こり得ます。

 

会社で喩えるなら、いろんな部署があるわけです。

営業部、総務部、経理部、開発部、生産部、広報部などなど。

各部から指示書を送り合って、業務を回します。

そこに外部のしかも一般人が作った指示書が大量に入ってくるって状況なわけです。

 

その指示書が適切なわけないと思うんですけどね、個人的には。

 

まして、植物や細菌のエクソソームなんていったら、言語が違うわけです。

フランス語で書かれた指示書を送られてもねえ?

 

将来的にはエクソソームの中身と種類の詳細が出てくるとは思いますが、

現段階での使用は時期尚早だと思うんよな。

 

 

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