あなたもエクオールを作れる体質になれる
オリザ油化が「さくら乳酸菌® (桜の花由来乳酸菌)」にエクオール産生促進作用を確認し、
新たに特許出願したとの発表がありました。
同社は桜の花エキスが好調なことを受け、桜の花から単離した乳酸菌を発売したわけですが、
正直、イメージだけで敢えてこれを使用する必要性がなく、ほとんど注目されなかったんよ。
提示されたデータも微妙だったので・・・
そんな中、結構凄いデータを出してきました。
結論からいうと、エクオールを作れない人がさくら乳酸菌を摂取することで
エクオールを作れるようになるというのが明らかとなったわけ。
エクオールとは、イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内細菌によって
代謝されて産生される成分で、高い活性を持つとされます。
ダイゼインだと女性ホルモン様作用はほとんどなくて、エクオールになることで
初めて発揮されることから、エクオールのサプリなんかが注目されたことが
ありました。
尿検査なんかで、あなたはエクオールを作れる、作れないってのをわざわざ調べるって
ことをやっていましたね。
今でもあるのかな?
まあ、女性ホルモン様作用を示すのはゲニステインというイソフラボンで、
特にエクオールを作れなくともダイズイソフラボンの恩恵を受けられないって
わけではないんですけどね。
それよりも配糖体からアグリコン体に変えられるかの方が重要でして、
これも腸内環境に依存します。
健常人女性 11 名(41.1±14.0 歳)を対象に、1 日 50mg の「さくら乳酸菌Ⓡ」を 12 週間継続摂取。
尿中のエクオール産生比率(エクオール/ダイゼイン濃度)を評価するという試験を行いました。
結果、摂取日数とエクオール産生率に正の相関が見られました。
さらに非エクオール産生者のみで同試験をした結果、3か月後にはエクオールが作られるように
なったという驚愕の結果がでました。
これが意味することは非常に大きく、従来の主張ではエクオールを作れないなら
エクオールを直接取るしかないと言われてきたのが、そうではなく、エクオールを
作れるように腸内環境を変えればよいって話になったわけです。
これはさくら乳酸菌によって腸内環境が変化することを意味しているのですが、
50mg/日でこれだけの効果がでるのは、単純に凄いことです。
さくら乳酸菌はLacticaseibacillus paracasei shidare 株とのことで、
Lacticaseibacillus paracaseiは通性ヘテロ乳酸発酵性のグラム陽性細菌になります。
ヤク●トに含まれるシロタ株もこれに属する乳酸菌です。
もしかしたら、さくら乳酸菌に限らず、エクオールを作れる腸内環境に
してくれる作用が乳酸菌全般である可能性は十分あります。
ただ、今回特許を申請しているってことなので、他の乳酸菌でこの主張をすることは
できなくなるんでないかなー
出来ないなら調べても無駄なので、調べないでしょうし。
まあ、調べさせない牽制の意味合いが強いのでしょう。
何はともあれ、乳酸菌市場の地図を書き換えてしまうかもしれないくらい
インパクトのあるデータです。
同時にエクオールを取る大義がなくなってしまいますので、そちらへの影響も
大きくなりそうではあるかなー
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