永遠に残る化学物質?!
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を
総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
撥水・撥油性、難燃性、耐薬品性に優れており、
フライパンなどのフッ素加工剤、食品包装紙(耐油紙)、防水・防汚スプレー、
消火器(泡消火剤)、半導体の表面処理剤などで使われています。
我々の生活には欠かせない物質となっているのですが・・・
ここ近年、その有害性が問題視されるようになってきました。
難分解性、高蓄積性、高拡散性があることから、生態系、人体への影響が懸念されています。
一般的には発がん性が懸念されているようです。
PFASには発がん性の疑いがあるとされています。
水道水に含まれていることがわかり、ひそかに問題となり、
2020年にPFASが含まれる量に規制がかかります。
1リットルあたり50mgまでという暫定的な規制が設定されます。
割とつい最近の話ですね。
ふわっと体に悪い的な話は聞いていましたが、
そんなに問題になっているって印象は個人的にはなかったんですけどね・・・
世界的な流れでは、これらの物質の根絶を目指すって感じで動いています。
さて、化粧品業界ではPFASはどのように扱われているのでしょうか?
日本国内では化審法によってペルフルオロアルキル化合物(PFOS)及び
ポリフルオロアルキル化合物(PFOA)の製造・輸入・使用が禁止されているため
基本的には化粧品に含まれているってことはないです。
とはいえ、PFASは1万種類以上も存在しているため、すべてが規制されている
わけではないうえ、新規の物質は規制の対象外となります。
現状、以下の成分が実際に使われているとのこと。
パーフルオロヘキシルエチルトリエトキシシラン
ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
トリフルオロ酢酸テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノ酪酸ウレア
トリフルオロプロピルシクロテトラシロキサン
パーフルオロヘキシルエチルトリエトキシシランは粉体のコーティングに使われます。
高い撥水性、撥油性があります。
ポリテトラフルオロエチレンは通称テフロン。フライパンなんかに使われているもの。
化粧品で使われているのを個人的には見たことはないですが・・・
粉末状で使用感改良剤的な使われ方をするようです。
トリフルオロ酢酸テトラデシルアミノブチロイルバリルアミノ酪酸ウレアは
耐摩擦性が高く、口紅などの色物に使われているとか。
トリフルオロプロピルシクロテトラシロキサンは合成ポリマーとして
使われます。被膜剤として使われます。
基本的にはシリコンフリーにしたいがために、その代替品として使われます。
それだったら、シリコンのほうが良いような気はしないでもない。
正直、化粧品で使用したところで浸透することはなく、
発がん性がどうこうっていわれても、影響は皆無だと思われます。
ただ、これを被膜剤として使った場合、非常に落ちにくくなるというのは
容易に想像できると思います。
クレンジングで本当に落とせるのか?ってレベル。
だって、フライパンを洗剤で洗ってもテフロンってすぐにはなくならないじゃん?
入っていたら、嫌だなーって成分であることは間違いないです。
あとは環境云々って問題かな。
PFASは世界的に汚染物質って扱いですから。
そんなもの入れてる会社、どうよ?
って話になっていくと思われます。
