とにかくたくさん表示名を並べよ
水、■■■、ナイアシンアミド、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、キシリチルグルコシド、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、酢酸トコフェロール、■■■、■■■、DNA-Na、■■■、■■■、■■■、■■■、セラミドNP、フィチン酸Na、■■■、メリアアザジラクタ葉エキス、メリアアザジラクタ花エキス、■■■、■■■、■■■、■■■、コクシニアインディカ果実エキス、アロエベラ花エキス、ナス果実エキス、■■■、カミメボウキ葉エキス、ウコンエキス、サンゴモエキス、シアノコバラミン、■■■、加水分解コラーゲン、■■■、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド、ニコチンアミドモノヌクレオチド、レスベラトロール、■■■、■■■、■■■、■■■、エンドウペプチド、■■■、■■■、■■■、ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド、■■■、加水分解エラスチン、水溶性コラーゲン、アセチルテトラペプチド-3、アカツメクサ花エキス、■■■、■■■、■■■、■■■、合成ヒトオクタペプチド-4、合成ヒト遺伝子組換デカペプチド-7、パルミトイルペンタペプチド-3、パルミトイルトリペプチド-1、トリペプチド-1銅、ヘキサペプチド-9、ノナペプチド-1、トリペプチド-1、■■■、コラーゲン、エラスチン、グルタチオン、パルミトイルテトラペプチド-3、(アルギニン/リシン)ポリペプチド、オリゴペプチド-29、オリゴペプチド-32、アセチルテトラペプチド-5、アセチルテトラペプチド-9、アセチルテトラペプチド-2、アセチルオクタペプチド-3、アセチルヘキサペプチド-1、(アラニン/ヒスチジン/リシン)ポリペプチド銅HCl、アセチルジペプチド-1セチル、アセチルペンタペプチド-1、ビオチノイルトリペプチド-1、ジペプチド-4、ヘキサペプチド-11、ヘキサペプチド-12、■■■、ミリストイルペンタペプチド-17、ミリストイルヘキサペプチド-16、ミリストイルペンタペプチド-4、ニコチノイルトリペプチド-1、ノナペプチド-7、ニコチノイルトリペプチド-35、ニコチノイルジペプチド-26、ニコチノイルジペプチド-23、オクタペプチド-2、パルミトイルトリペプチド-5、パルミトイルヘキサペプチド-12、ペンタペプチド-13、パルミトイルテトラペプチド-10、パルミトイルトリペプチド-38、パルミトイルトリペプチド-29、パルミトイルトリペプチド-8、合成遺伝子組換オリゴペプチド-91ボツリヌス菌ポリペプチド-1、テトラペプチド-44、テトラペプチド-30、トリペプチド-10シトルリン、トリペプチド-32、トリペプチド-29、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-22、合成ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-1、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-9、合成ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-2、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-16、合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-62
とにかく良さげな成分を並べるために、配合量は極々微量でも構わないから
添加して製品を作るってこと、まあ誰でも思いつくことで。
実際に行われたのはオールインワンジェルというものを世に初めて出したとこですかね。
全成分表示の義務化に伴い、それが後押ししたって感じかな。
ただ、国内のOEMメーカーでこれをやるのは難しい。
わざわざそのために、新規で原料を購入するってのはやりたくないんですよ。
だって、サンプルだけで一生分賄える量しか使わないのに、
何十万も出して1kgを購入なんてしたくはないわけよ。
仮にした場合、たとえ0.001μgしか使ってなくても、
1kg分原価に乗っけますからね?
とてもじゃないけど、予算内で収まらない。
やるとなると、加工先の在庫を総動員、新規原料もプレミックス品で
安いものをって感じで作ります。
とてもではないですが、理想からはかけ離れた妥協の産物しかできません。
まあ、たまーに見るけどね。
ぶっちゃけ、この手の案件はまとまらないです。9割9分ね。
ただ、冒頭のやつを見てもらいたいんですが、
韓国コスメではこんなのが横行しています。
もう解析するのも嫌になるレベル。
見ただけでうんざりします。
だって、どうせ意味ない成分を調べなきゃならないんですよ?
日本国内では無理だったことを、軽くやってしまうバイタリティは
素直に凄いと思います。
単純にこれらすべても有効量配合するってのは無理だってのは
感覚的に分かるとは思います。
とはいえ、これが受けているってのも現実で、
近年この手の商品が国内にたくさん入ってきています。
冒頭の成分表はありとあらゆるペプチド系を集めたって感じなので、
まともに作ったら、原価で万近くいっちゃうでしょう。
それを2000円強で販売して利益がでるわけですから、
マジで限りなくゼロに近い量しか配合していないんです。
これが可能だった背景としては、元々原料を多く抱えている加工先があったのだと考えられます。
手広くやってる加工先があるのでしょう。
また、それを望む声が多く、それに特化してきているんだと思われます。
全成分表示にたくさん書き込むプロフェッショナル集団が爆誕しているわけ。
つまり、今後も増えてくると思います。
薬機法の関係で効果効能が謳えないなか、
「美容成分100種類配合!」
みたいな文言って言いやすいし、刺さりやすい。
マーケティング的には非常に理に適ってはいるんですが・・・
ハリボテですから、実際の効果はないに等しいです。
もしかしたらプラセボ効果はあるかもですがね。
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