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ペオグロウ

シャクヤク根エキス

一丸ファルコスの最新原料のご紹介。

最新っていっても、ファルコレックス シャクヤク Bっていう名で販売していたものを

機能性が新たに見つかり、名前をかっこよくしたって原料。

 

製品名はぺオグロウ

表示名称はBG、水、シャクヤク根エキス

水とBGが半々で、シャクヤク根エキスは1.9%含まれています。

抗糖化作用があることから、ナチュセラプロテクトで使用しています。

抗糖化作用の分野では他にも強いやつらいっぱいいるからなー

どのような差別化をしてきたのか、見ていきましょう。

 

まず、くすみの原因って大きくわけて3つあると。

糖化による黄ぐすみ、メラニンによる茶ぐすみ、ターンオーバーの乱れによる灰ぐすみ。

 

最近の研究で、細胞表面にあるAGEs受容体(RAGE)とAGEsが結合することにより、

細胞内でシグナルが伝わり、それが表皮細胞の角化障害や、メラノサイトからの

メラニン産生亢進につながることが分かってきました。

 

まあ、簡単に言えば、糖化が原因で茶ぐすみや灰ぐすみを引き起こすよってこと。

 

まるでドミノのように、くすみが進行するってわけ。

 

すべてのくすみの始まりといっても過言ではない黄ぐすみを解消することは、

他のくすみも一緒に解消できる、って理論でこのぺオグロウを推しているわけです。

「くすみドミノのはじまり「AGEs-RAGE」を阻害する」

ってのがキャッチコピーとなっています。

 

AGEsはタンパク質と糖が結びつくことで生成される最終生成物です。

糖化の成れの果てです。

AGEs受容体(RAGE)は特異的にAGEsと結合するわけではなくて、

他のタンパク質とも結合します。

AGEsと結合した場合、細胞内の酸化ストレスが高まります。

活性酸素が作られるってことです。

その結果、NF-kBの活性化が起こり、炎症が誘発されます。

 

ぶっちゃけ、糖尿病をはじめ、様々な疾患を引き起こす原因となります。

糖化を起点として始まる病気は多岐にわたるため、糖化を防ぐってことは

様々な病気の予防につながるわけです。

 

なんでそんな仕組みがあるのかってのは諸説ありますが、

AGEsを取り除くためではないか?ってのが通説。

ゴミを片付けるために家を燃やすみたいなことが起こって、

大惨事になるって感じですかね。

 

シャクヤク根エキスには、AGEsとRAGEの結合を阻害する効果があることを

見出したとのこと。

1%で90%以上の阻害効果を示しました。

 

抗糖化作用は調べられるようになって久しいですが、AGEs-RAGEについて

調べている成分はこれが初じゃないかな?

抗糖化作用は正直、そこまで高いものではないです。

UNIFINE(発酵イソフラボン)がメッチャ優秀で、AGEs阻害率は90%に近いんよ。

ぺオグロウは数十%なので、AGEsは作られるんです。

 

しかしながら、AGEsによるメラニン産生は非常に高いレベルで抑制します。

また、糖化による代謝阻害もぺオグロウによって緩和されます。

 

つまり、糖化を抑制する効果っていう従来の物とは異なり、

糖化によって引き起こされる、良くない反応をブロックする効果に

優れた原料といえます。

 

ぺオグロウ単体でもくすみ改善効果はありますが、他の抗糖化成分と組み合わせることで、

より高い相乗効果が期待できると思われます。

 

サプリで使えたらおもろいかなー

 

 

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