ヒアルロン酸は塗っても意味がほとんどない
以前からご要望をいただいていたのですが、ヒアルガードの原料販売の準備が整いました。
美容成分でコラーゲンに次いで有名なヒアルロン酸。
残念ながらどちらも塗布での効果がありません。
ヒアルロン酸は6gで1リットルの水を含むといわれていますが、
それはあくまで我々の体の中にあるヒアルロン酸、もしくは鶏冠由来の
ヒアルロン酸での話。
現状、使用されているのは発酵法にて乳酸菌が生成したものを
精製したものがほとんどです。
本来のヒアルロン酸は300万分子量くらいなんですが、
発酵法で作られたヒアルロン酸は30万分子量と、1/10の分子量しかありません。
つまり、保水力も1/10以下となっています。
加水分解したヒアルロン酸もありますが、さらに保水力は低下しています。
しかも、それでも高分子で肌へ浸透することはないです。
さらに、ヒアルロン注射で直接肌の中へ入れるのも無駄に終わるということも
分かっています。
ヒアルロン酸は日々代謝されており、その速度が異常に早いといわれます。
3日くらいで新しいヒアルロン酸にすべて置き換わるそうな。
ヒアルロン酸代謝酵素(HYBID)という酵素によって次々とヒアルロン酸が分解され、
代謝を行っています。
HYBIDは生まれたばかりの新生児のとき、一番活性が弱いとされます。
そのため、赤ちゃんはみずみずしいわけで、実際に80%近くは水分となっています。
年を重ねるごとに、HYBIDの活性が高まっていきます。
分解する量<作る量
とならなければ、ヒアルロン酸は増えていきません。
実際、ヒアルロン酸注射は1週間くらいで元通りになります。
しかし、ご安心ください。
体内のヒアルロン酸を増やす方法はあります。
それがヒアルガードになります。
ヒアルガードはカワラヨモギ花エキスで、HYBIDの活性を抑える効果があります。
なんと、新生児レベルまでHYBIDの活性を抑制します。
理論上は赤ちゃんのようなみずみずしい肌を目指せます。
ナチュセラクリームには1%配合されているので、それで十分ではありますが、
更なる効果を求めるのでしたら、ご利用を検討していただければ幸いです。
化粧水に入れてもよいです。その場合は1%を目安に配合してください。
化粧水、美容液を使う際に1滴入れるという使い方でもよいです。
原液は作用がちょっときつすぎるかもしれませんので、あまりおススメはしないです。
朝、晩使うのが望ましです。
HYBIDには朝も夜もないですので。
また、中からもヒアルロン酸を増やす必要があります。
ヒアルロン酸を飲むものよいのですが、あまり効率がよくないです。
おススメはN-アセチルグルコサミン。
ヒアルロン酸を構成している成分で、ヒアルロン酸の半分はN-アセチルグルコサミンになります。
体内利用率はヒアルロン酸の3倍以上になります。
しかも、価格が1/10以下です。
N-アセチルグルコサミンはヒアルロン酸の材料となるほか、ヒアルロン酸合成も促します。
ヒアルガードで分解を抑え、N-アセチルグルコサミンでヒアルロン酸合成を促す、
とても理に適った組み合わせです。
顔だけではなくて、全身にヒアルロン酸はあるので、
全身のヒアルロン酸ケアにもお使いいただければと思います。
また、N-アセチルグルコサミンは軟骨にもなります。
関節痛の予防もなりますので、1つで2度おいしい成分です。
取付のスプーン擦り切れ1杯を朝食時に摂取してください。
そのまま直接口に入れてもよいですし、コーヒーなどに溶かしてもよいです。
ほのかな甘さがあり、非常に水に溶けやすいので、料理に入れてもよいです。
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