廃盤といえば、廃盤ですけども
Skinmimicsが廃盤になったのですか?
今後、御社はどうされるんですか?
というようなご質問がありました。
なぜ、そのことを?業界関係者か?と思いましたが、
情報ソースはK氏のようです。
具体的な製品名は出していないのですが、
セラミドEOP、カプロオイルスフィンゴシン、カプロオイルフィトスフィンゴシンが
使えなくなったと書かれているので、そこから推測されたのかね?
普通はわからんで。
Skinmimicsとは5種類のセラミドを含んだプレミックスで、
もっとも重要とされるアシルセラミドを高含有しているのが特徴。
結論からいうと、Skinmimicsは廃盤となっています。
代わりに、Skinmimics MBという製品になってます。
何が違うかというと、キャリーオーバー成分に何種類か追加されており、
セラミドの配合量、効果等は同じです。
まあ、表示を変えないといけなくなるのかな?
ですので、実質的には廃盤ではないのですが、
MBとなって大きな問題が生じています。
①値上げ
昨今の円安、物価高の流れに伴い、多くの原料が値上げしています。
時代の流れなので、しょうがない部分はあるのですが、
Skinmimics MBの値上げは半端ない。
元々高価な原料だったのですが、約1.5倍の価格になっとりますわ。
ちゃんと配合しているところは、ゲロ吐くレベルの値上げです。
ぶっちゃけ、ナチュセラ極とかもう作りたくないもんなー
②リードタイム
発注から入荷までのリードタイムが長い。
半年くらい前に注文しとかんと、いつ来るか分からんっていわれます。
コロナ禍だからってのもありますが、これに関してはそれ以前から
こんな感じでしたので、まあ、扱いづらいです。
③新規お断り
生産量の上限に達しているそうで、だからといって増産体制をとるわけでもなく。
そのため、各社購入量が決められており、それ以上は買えないようになってます。
新規はお断りですし、多く買うってこともできません。
つまり、良くない原料の条件が役満しているわけです。
当然、使いたくないと思う加工先は多いです。
Skinmimicsを使用しているところは、頭抱えているんでないかな?
まあ、ウチもそうですけども。
価格を上げるか、原料を変えるかの二択を多くの会社が
迫られていると思われます。
K氏のところは、原料を変えるという選択をしたって話。
うちはどうしようかねー
未だ答えがでていないです。
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