ナチュセラ超Aの進捗

製品化するつもりではいます

サンプル配布をしたナチュセラ超A(仮)ですが、

製品化のお声が非常に多いです。

使用した原料が受注生産ってことで、納期が2、3か月かかる

というちょっと、いやだいぶ面倒な原料ってのがネックになっていました。

価格も高いし。

 

そこで、1個ずつ時間を空けて購入していこうと思いまして、

少しずつ原料を揃えています。

 

まずは手始めにVit-A-Like LS9898を購入しました。

おそらくこれが届くのが6月くらい。

受注生産の原料なので、あんまり使われていないです。

売れてないから受注生産ってことか。

 

作用機序はレチノールに近く、効果もほぼ変わらない、

しかも水溶性で加工が容易、刺激性がほぼ皆無ってことで、

採用は今後は増えていきそうな気はしますけどね。

 

それこそ、レチノールの濃度をあげると刺激性が増すので、

モスビーン種子エキスを使うことで、刺激性を上げることなく

レチノールの効果を底上げできますので。

まあ、部外品には使用できないんすけどね。

 

 

続いて、AEGCAPですが、これは在庫があればすぐに届くのですが、

在庫がない状態だと2か月くらいかかるそうな。

で、こいつの採用実績は国内で1社しかないわけで、

そりゃ、在庫なんてあるわけないっすよねーって話。

 

こいつは5月頃になるのかと思われます。

 

メトキシヒドロキシフェニルイソプロピルニトロンの特徴は、

半永続的な抗酸化効果で、効果としてはフラーレンに近いものがあります。

フラーレンに比べて、各段に安いですし、フラーレンは原料に0.02%の配合量で、

これを1%使用するのが推奨されています。

つまり、化粧品にはフラーレンが0.0002%配合されていることになります。

一方、AEGCAPはほぼ100%、メトキシヒドロキシフェニルイソプロピルニトロンで、

推奨量が0.1%なので、化粧品にはフラーレンの500倍配合されるわけ。

 

おそらくフラーレンのほうが高い抗酸化作用を有しているとは思われますが、

500倍以上の差があるってことはないと思いますので、控えめに言っても

同等くらいの効果はあるのではないかと。

 

ちょっと溶かすのに難儀するかもですが、原料商社がイチオシしているので、

今後採用は増えていくかもね。

 

で、この2つの原料を購入したのは別に理由がありまして、

今後、ナチュセラクリームのバージョンアップをする予定です。

 

その際に、この2つの原料を入れようかと。

 

つまり、ナチュセラクリームに完全体ではないにせよ、ナチュセラ超Aを

ぶっこむということです。

 

足しに2で割るとかじゃないです。単純に足すだけ。

 

セラミドクリームの枠には収まらない、

そんなバージョンアップを予定しています。

まだちょっと先の話ですけどね。

 

 

最後のピースのステビーンですが、これはVit-A-Like LS9898が来てから

注文する予定ですので、9月頃に入手することになるかな。

 

というわけで年内にはナチュセラ超Aの製品化ができるとは思います。

あくまで予定ですが。

 

あと、商品名で「超」ってたぶん使えないと思うので、

商品名は変わると思います。

 

 

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