プロテオグリカンが部外品添加可能に

プロテオグリカン医薬部外品で使えるようになったんだって

ん?今までは使えなかったってことに驚きですが、

プロテオグリカンが医薬部外品で使えるようになったそうです。

 

医薬部外品で使えるようになんか申請する必要性があって、

部外品の名称がないやつは、部外品で使えないんです。

もちろん、医薬部外品でしか使えない原料もあるんですが、

圧倒的に数では化粧品でしか使えない原料のほうが多いです。

 

化粧品よりも医薬部外品のほうが効果が高い、と勘違いしている人が多いですが、

別に効果が高いから医薬部外品になっているわけではないんですよ。

 

医薬部外品ってのは「安全性」が最重要項目。

化粧品よりも安全性は担保されていますってだけで、

化粧品よりも効果が高いことを担保しているわけではないです。

 

例えば、みんな大好きフラーレンは、部外品申請していません。

ですので、この原料を医薬部外品で使うことはできません。

まあ、こんな感じ優秀な原料だけど、部外品では使えない原料はいっぱいあって、

配合の自由度は圧倒的に化粧品のほうが高いです。

 

有効成分も配合量の制限は安全性に基づいてであって、

効果について担保しているわけではないんです。

例えば、抗炎症剤であるグリチルリチン酸2Kは、

化粧品の配合上限は0.5%であるのに対し、

医薬部外品は0.3%です。

 

つまり、抗炎症って意味では、化粧品のほうが効果が高いもんを作れるわけです。

逆に0.5%グリチルリチン酸2Kを配合するのは安全とは言えない

ってことでもあるんですけどね。

 

まあ、グリチルリチン酸2Kをそんなに入れているとこなんてほとんどないし、

基本的に加工先が高配合するのを嫌がりますけどね。

 

 

話を戻しましょう。

プロテオグリカンの話でしたね。

 

プロテオグリカンが医薬部外品で使えるようになったってだけで、

有効成分ではないってことがちょっと面白いなと。

 

そもそも、医薬部外品のメリットは全成分を表示しなくてもよいってことです。

 

プロテオグリカンはあくまでその他の成分。

つまり、表示する必要性がないわけ。

まあ、昨今はほとんど表示されていますけどね。

 

これを機に、第3のプロテオグリカンブームが来る・・・かもしれません。

ちなみに第1弾は、プロテオグリカンの化粧品販売権を一丸ファルコスが持って、

非常に使いやすい価格で提供したとき。

プロテオグリカンは粉末原料ですが、この状態だとメチャクチャ高いです。

これを薄めて、使いやすいようにたことで、購入しやすくしたわけ。

現在、原液として売っているのは一丸ファルコスのプロテオIPCです。

 

これによって、コラーゲンとかプラセンタとかのように、

どの加工先にも存在するようになったわけ。

 

第2弾は、EGF問題が勃発したとき。

EGFが医薬品になって、化粧品で使えなくなるかも・・・

と一時騒がれました。

 

幸い、そのような事態は回避されましたが、

EGFの代替品として、プロテオグリカンが使われたんです。

一応、プロテオグリカンにはEGF様作用があるってのが言われており、

多くの商品が、EGFをプロテオグリカンに変更しました。

 

まあ、今回の件はインパクトに欠けるので、

大きな変化はないとは思いますけどね。

 

余談ですが、今まではプロテオグリカンの化粧品原料は

一丸ファルコスが独占状態でしたが、どうもその辺に動きがあったみたい。

 

2つ新しくプロテオグリカンを扱う会社がでてきたみたいで、

1つがホルス。こちらはEGFなどの成長因子関連や

プラセンタ関連の原料が強い会社です。

EGFの医薬品化を食い止めた会社でもあります。

 

もう1つが日油。

リピジュアとかセラキュートなどのヒット商品を叩き出している会社。

基材原料も豊富に取り扱っています。

 

どちらも競争力の強い会社ですので、これがプロテオグリカンの市場に

どのような影響がでるのかは、ちょっと注目点かな。

 

 

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