免疫力を高めるもの

ウイルス対策

COVID-19が猛威を振るう中、それ関連の商品がここぞとばかりに

主張すると思っていたのですが、案外静かなものですよね。

 

まあ、自粛しているのなか?

全面に出して宣伝すると、各方面から叩かれそうな雰囲気ですからね。

 

感染したものを治すってのは薬しかありません。

治るって売るのは薬機法的にもアウトですし、

実際にそのようなものは存在しません。

 

ただ、予防で薬飲むわけにはいきません。

ですので、予防するための手段はもう少しアピールして欲しいものです。

もちろん、予防ってのも薬機法に抵触しちゃうんですけど。

 

 

っというわけで、予防効果のあるものを紹介していこうと思います。

前提として、人との接触を極力避ける、手洗いうがいをする、

マスクをつけるなどの基本的な予防をするとして、

プラスαで行えば効果的って話であるので、ご注意ください。

 

①納豆

納豆にはコロナウイルスに効果はないってな主張をしている人もいますが、

たしかに治療効果はありません。

ただ、感染予防、免疫力の向上効果はあります。

 

朝、食べておくと予防効果は高くなります。

いわゆる和食の朝食ってのは理想的です。

コメ、味噌汁、納豆、海苔、卵ってメニュー。

 

納豆菌は意外に口内に滞在しているんですよ。

微生物系の実験の際に、朝食に納豆を食べてるとコンタミします。

私は大学のときに植物病学の研究室に所属していたのですが、

朝食に納豆食べるのは禁止されていました。

 

つまり、口内の納豆菌の拮抗作用のよって、

ウイルスの不活性化をしてくれるわけです。

おそらく、納豆菌の作り出す酵素がウイルスのタンパク質を

溶かしてしまうからなんだと思われます。

 

また、納豆菌は腸内の善玉菌である乳酸菌などの活性化をおこないます。

納豆菌自体は腸内に定着できませんが、善玉菌に有利な環境をつくります。

合わせて乳酸菌を摂取するのは有効です。

 

腸内環境と免疫は密接な関係性があり、腸内環境が整っていると

免疫が高くなります。

 

また、納豆菌自体が、免疫を活性化させるという効果もあります。

LPSのような作用があると思われます。

要するに、敵がいるかもって状態で、免疫の防衛システムの警戒レベルを

引き上げる効果がありってわけです。

 

②プロポリス

プロポリスは蜂が作る生成物の1つで、高い抗菌作用、抗ウイルス作用があります。

虫もウイルスに感染するんですよ。

ウイルスの脅威にさらされているのは、何も人間だけではないんです。

 

蜂の巣で密集して生活しているわけですから、

1匹でも感染したら、それこそ全滅を免れません。

遺伝的にもほぼ同じ個体の集合体ですから。

そのため、プロポリスを巣の周りに塗ることで、

感染予防に努めているわけです。

 

感染してから飲んでも治療効果はありませんが、

スプレータイプのものを、定期的にのどに吹き付けておけば、

高い予防効果が期待できます。

 

ですので、カプセルの入っているものよりは、

液体のものを使用するほうがオススメです。

 

 

③ショウガ

免疫の活性は体温と正比例します。

体温が高いほうが免疫の活性は高くなります。

風邪で熱がでるのも、免疫にとって有意な環境を作って

菌なりウイルスを撃退しているわけです。

また、体温が1度下がるだけで、免疫の活性は半分近く落ちます。

 

ショウガには体温を上げる作用があります。

ですので、ショウガを積極的に取り入れることで

体温を上げ、免疫力を高めるというわけ。

 

一時、ショウガブームがありましたが、その終焉と共に、

多くの良き商品が消えてしまいましたが・・・

 

ショウガオール、ジンゲロールを多く含んでいるものがよいです。

 

 

基本的に発酵食品は免疫を高めると言われます。

ヨーグルト、味噌、ぬか漬け、キムチなどなど。

 

また、免疫系に密接に関わる、自律神経系、内分泌系(ホルモン)に関わるものは、

一般的に免疫を高めてくれます。

自律神経系でいえば、ローヤルゼリーなど。

内分泌系でいえば、イソフラボンやマカなど。

 

あとは腸内をキレイにしてくれる食物繊維などかな。

 

可能であれば、適度な運動、十分な睡眠があればベストです。

 

 

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