毒によるアレルギー

毒によってアレルギーが誘発される

ハチに2度刺されるとアナフィラキシーショックで命に関わるって話は

聞いたことがあると思います。

 

アナフィラキシーとはアレルゲンが侵入すると、

全身にアレルギー反応が起こることをいいます。

まあ、アレルギーのヤバイやつという認識で問題はないです。

ハチの毒以外でも起こり得ます。

 

ハチ毒はタンパク質で、アレルゲンとなります。

体の中で免疫が「こいつはヤバイやつだ」と認識し、

抗体が作られます。

抗体はアレルゲンが入ってきたら、すぐに攻撃できるようにする

ための武器だと考えていただければいいと思います。

 

花粉症は、体に特に害があるわけではないのですが、

免疫が敵と判断したことで、抗体が作られ、

体中で免疫が大暴れすることで起こります。

 

アナフィラキシーはこれの規模が大きいやつになります。

 

 

つまり、体に毒が入ると、それに反応するようになります。

それに伴い、毒以外のものにもアレルギー反応を示すようになる可能性があります。

 

ハチに刺されることで、今まで大丈夫だったものが、

ダメになるって話です。

 

ハチに限らず、ムカデとかクラゲとか、ヘビとか・・・

そのへんの強力な毒には、体質を変えてしまうくらいの

影響があると思われます。

 

 

今まで問題なかったのに、ある日突然、今まで使ってた化粧品が合わなくなった・・・

そんな経験がある方には、振り返ると、心当たりがある人もいるのではないでしょうか?

 

実は、そういう話をよく聞くもので。。。

 

 

で、思ったわけなんですよ。

ヘビ毒とかハチ毒を化粧品で使うってのは、

なかなかリスクの高いことなんじゃないかと。

 

これらの毒はメチャクチャ強いアレルゲンなわけです。

さらに、何かしらの類似性でアレルゲンが広がる可能性すらあります。

 

今のところ、そのような健康被害は出ていませんが、

長期的に使い続けたら、万が一ってことが起こりえるかも・・・

ってことは心に留めておいた方がよいかと思われます。

 

 

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