滞留メラニン排出促進素材

シミが消える・・・かもしれない

美白成分のほとんどはメラニン合成を抑制するもの。

それならちゃんと日焼け止めしとけば、ほぼほぼ意味がない成分です。

効果としては、紫外線を浴びたけど、メラニンを作らせないってことで、

ぶっちゃけ、メラニンは紫外線から細胞を守るためのものなんで、

あんまり望ましいことではないです。

 

ですので、あまり美白化粧品って意味ね―なーと考えているわけですが、

できてしまったシミを消せるのであれば、話は変わってきます。

 

シミってのは、通常はターンオーバーで排出されていきます。

学生時代は夏に真っ黒に焼けても、冬には白くなっていたと思います。

まあ、昨今は紫外線が強いので、小学生でもシミになる場合もあるので、

日焼け止めはしておいた方がよいんですけどね。

 

で、シミってのは基底細胞がメラニンを取り込んだもので、

基底細胞は、メラニンを取り込むと分裂能力が低下してしまいます。

 

結果として、長期にわたってメラニンを肌深部に蓄積・滞留させてしまいます。

 

もし、この滞留メラニンを排出できれば、シミが消える可能性があるわけです。

 

で、この効果が確認されているのがキウイリキッドBという

一丸ファルコスの原料。

表示名はキウイエキス

 

ちょっと前に、一丸原料三択プレゼントのときに使ったのですが、

正直人気はなかったんですよね。

 

一応、メラニン含有ケラチノサイト分裂を促進する効果があり、

停滞を打破することができるそうな。

 

同じような効果が「タイソウリキッド B」と「ファルコレックス ゴボウ B」にも

あるとのことで、原料紹介をいただきました。

 

タイソウリキッド Bはナツメ果実エキスになります。

リパーゼ活性効果があるそうですが、化粧品ではあんまり関係ない効果。

 

ファルコレックス ゴボウ Bはゴボウ根エキス

あんまり単体で使われているのを見たことがないです。

 

まあ、これらを組み合わせたほうがいいのか、

効果がかぶるから複合させることに意味はないのかはわかりませんが、

こういった方向性での商品開発をするのはありかなーなんて思った次第です。

 

もちろん、これだけでは効果もインパクトも弱いので、

もっと核となる原料が必要なんすけどねー

 

個人的に注目しているのはTEGO Cosmo® C250って原料。

クレアチニンになるのですが、クレアチン誘導体みたいなものかな。

 

効果はメラニンのネットワーク形成を阻害するそうな。

メラニンのネットワークって何?って感じですが、

シミの周りには血管が形成されており、これがシミの根源的な原因とさえいわれています。

まだ詳しくはわかっていないんですが、メラニンが血管でつながるそうで、

クレアチニンが著しく阻害しるんだそうな。

 

あと何種類か候補がでてきたら、

商品化してみようかなー

 

商品名はナチュセラ白とか。

んー、なんか違うな。。。

 

 

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