化粧水はいらない?

化粧水は意味がない?!

うーん、「化粧水は意味ないのか?」って聞かれても、

「はい、ありません」と、うちが答えるわけないじゃん?

化粧水扱ってるんだから。

 

まあ、それを踏まえて読んでいただければと思います。

 

 

とある会社が化粧水はいらない、むしろないほうがいいって

コンセプトで商品展開しています。

 

おそらく、それを見て、感化されたのかねー

化粧水をうちは扱っているので、

「騙したな!」みたいなニュアンスでの

ご意見をいただいたわけさね。

 

 

まず、化粧水っていってもピンキリ。

一括りで語られてもね・・・

「石鹸ガー」とか「乳液ガー」ってのはさ、

「日本人だから」とか「女性だから」みたいなことを

語っているク●みたいな連中と同じことなんですよ?

勝手に括んなよって思いません?

 

 

まあ、それはさて置き・・・

反論していきましょうかね。

 

お風呂に入っても水は入ってこない

これは肌が水を弾くからだ!

 

この手の論調はよく見かけます。

もう定番といってもいいです。

 

しかしながら、お湯にずっと浸かっていると、

手がふやけてきます。

浸透圧の問題なんですけど、皮膚が水分を全く通さないってことはないです。

 

まあ、ゼロではないのであれば、

多少は水分を補えるわけで、無意味ってわけではないかなーと。

 

角質層は角質細胞と細胞間脂質でできています。

細胞間脂質の水分はセラミドが抱え込んでいるので、

滅多なことでは出ていきません。

角質細胞は天然保湿因子によって水分を保持していますが、

こちらは補ってやる必要があります。

 

化粧水はこの角質細胞の水分を補う目的なので、

天然保湿因子を含んでいる化粧水は多いです。

アミノ酸とかビタミン、ミネラル、有機酸、PCAなどなどが

天然保湿因子にあたります。

 

化粧水が蒸発すると、余計に乾燥するみたいなことも言われますが、

ただの水ならそうでしょうが、保湿成分を色々いれているわけで。

ちゃんとしたものであれば、そのようなことは起こりません。

 

また、化粧品の美容成分の多くは水溶性です。

多くはその有効性を確認してから市場に投入されています。

そういった成分が多く含まれたものは、美容液と呼ばれます。

 

化粧水と美容液の差は、結局は有効成分の濃度の差でしかありません。

 

美容液、意味がない?

んなことはないですよね。

 

化粧水だって、ちゃんと美容成分を入れてやれば、

その成分の効果は期待できます。

まあ、多くは入っていると言えるのか疑問ではありますが、

ちゃんと真面目に作っているところは、それなりの量入れています。

 

「はずれ」を引き続ければ、「化粧水なんて意味ない」という結論に

なってしまうのは仕方ないことなのかもしれません。

まあ、確かにこれなら使わないほうがマシってな化粧水は存在します。

これを基準にすれば、化粧水はいらないってことになります。

 

とはいえ、この手の主張をする輩は、色々試したわけではなく、

手にした2、3のアイテムをすべてのように語ってるんですけどね。

 

いったい、どんな粗悪品を使ったのやら・・・

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