古い化粧品、なぜ悪いのか?

商品の劣化=酸化

化粧品は食品のように賞味期限がないです。

一応、3年間使用期限が担保できれば、使用期限を記載する必要はないです。

 

で、この3年ってのが何を根拠にしているのかというと、

薬の消費期限を出すための試験と同じことをしています。

加速試験とか過酷試験とか呼んでいます。

 

温度40度、湿度75%の環境下で、品質を維持できた期間×6で消費期限を出します。

だいたい半年行われるので、×6で3年という数字がでます。

まあ、正直、この環境下で新品の状態を維持できるかといわれれば、

絶対にそんなことはなく、色が変わったり、離水したりするわけです。

ただ、許容範囲・・・ってことにしてしまいますけどね。

 

 

さてさて、古い化粧品は危ないって話はよく聞くと思いますが、

実際、なぜ危険なのか?って話をしていこうと思います。

 

ドラッグストアに置いてあるサプリメントって、賞味期限が3年ついているんですが、

通常は2年です。

これには理由がありまして、ドラッグストアは賞味期限が半年すぎると

返品するというルールがあるんです。

つまり、賞味期限3年でも実質販売されるのは1.5年というわけ。

これを理解していないと、返金で会社が潰れてしまいますのでご注意を。

 

で、化粧品は賞味期限がないので、返品ってのがないんです。

卸しただけ売り上げになるので、サプリよりもずっと安定します。

 

そのため、ドラッグストアには「いつの?」って商品がしばしばあります。

 

 

実際に卸をしている会社で聞いた話ですが、

3年まではまったく問題ないんですが、

それを過ぎてくると怪しくなってくるそうです。

5年とか過ぎたものも置いてあるそうですが、

それはさすがにヤバイっていってました(笑)

 

 

1つの懸念として、雑菌が繁殖するというものがありますが、

未開封であれば、まず雑菌が繁殖することはありません。

開封後に何ヶ月も放置した場合は話が変わってきますが、

それでも普通は雑菌が繁殖することは稀です。

 

そのために防腐剤はいっていますので。

 

 

もう1つの懸念が商品の劣化ですが、

はっきり言ってしまえば、油の酸化が問題になってきます。

正直な話、水ものであれば3年過ぎてもほぼ問題はないです。

 

酸化した油の何がいけないかというと、

著しく炎症を引き起こします。

 

メイクをしたまま寝るとよくないってのは、

メイクに含まれる油分が酸化することで、

その酸化物が炎症を誘発するから。

 

一応、酸化防腐剤が入っているんですがね。

 

で、この酸化防腐剤は永続的に効果があるわけではないんです。

フラーレンとか金、白金などは永続的に効果が期待できますが、

これを酸化防腐剤目的で入れれるわけはなく、

一般的にはトコフェロールを使います。

 

で、この効果は2~3年あたりで完全に失活します。

そのため、3年以降に急激な油の酸化が引き起こされます。

 

 

ですので、弊社は小ロットで回しており、

在庫切れが起こってしまい申し訳ありません。

 

まあ、酸化防止剤はかなりこだわっていますので、

古くても問題はないとは思いますが。

 

クリームにはヒマワリ種子油不けん化物、オリザノールが

美容成分として入っていますし、

石鹸には紫茶エキス、オリザノールをぶっこんでいますし、

エターナルオイルは溶解限界までオリザノールはいってますし・・・

 

ってかオリザノールだいたい入ってるな。

どんだけ好きやねん・・・

 

 

油が酸化すると、独特のにおいがでます。

うーんと、アブラ粘土の臭いかなー

小学生のときに弄ってたやつです。

 

この臭いがしたら使わないほうがよいと思います。

 

 

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