ニキビとホモシステイン濃度と関係

血中のホモシステイン濃度が高いとニキビができやすい?!

ニキビの重症度は血液中のホモシステイン濃度に関係するという研究論文が

11月21日「Journal of Cosmetic Dermatology」オンラインに掲載されました。

1月くらい前の話ですな。

 

原文は見つけれなかったので、読んでないんですけどねー

血中のホモシステイン濃度とニキビとの関係性が高い、

特に濃度が高いと重度化しやすいってことがわかったよ~

って内容です。ざっくりと言うとね。

 

まずホモシステインとは何ぞやって話ですが、

メチオニンの代謝で産生される中間代謝物になります。

メチオニン代謝はメチオニンからシステイン、グルタチオンなどに

変換するためのものです。

 

グルタチオンは抗酸化物質で、体内のデトックスを行う成分として知られています。

まあ、ホモシステインが多いってことは、そこで滞っているわけで、

グルタチオンの産生量が少なくなっているってのも関係してるのかもね。

 

「ホモ」とは「同じような、似たような」という意味。

システインの前駆物質になるので、プレでもいいような気もしますが、

こういう呼び方なのでしょうがないです。

 

 

ホモシステイン濃度が上がると動脈硬化を促進すると言われ、

血管疾患になりやすくなります。

心筋梗塞とか脳梗塞とか。

 

 

メチオニン代謝の酵素に関わる補酵素、

葉酸・ビタミンB6・ビタミンB12が関与していることがわかっており、

これらが不足するとホモシステインの血中濃度が増えるそうです。

 

 

逆に言えば、葉酸やビタミンB6、B12をちゃんと取れば、

ニキビの予防に一役買うってことでもあるのかも。

 

ジャンクな食事ばかりだと、これらが不足したり、

大量に消費され不足してしまうことで、ニキビができやすく

なるのかなーと思った次第です。

 

 

葉酸の多い食べ物は肝臓(レバー)。

ホウレンソウなんかも多いです。

 

ビタミンB6は赤身の魚に多いです。

レバーも多い。

 

ビタミンB12は内臓系に多いです。

やっぱりレバーがいいみたい。

 

そういえば、内臓系のものを好んで食べるようになってから、

ニキビができにくくなったような気もしないでもないかも・・・

 

 

あー、レバ刺し食いたい・・・

 

 

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