プロポリスに関するウンチク

プロポリスエキスとは?

プロポリスとは、蜂が作る抗菌物質。

樹脂や花粉などを体内で発酵させて作られます。

ハチミツやローヤルゼリーも蜂の体内で花の蜜や花粉を原料にして作られているわけで、

なんとまあ、有用な生き物なんでしょうと思わずにはいられません。

 

とはいえ、日本のミツバチはプロポリス作らないんですけどね。

それだけミツバチにとって過ごしやすい環境ってことだったんでしょう。

 

高い抗菌力を有するプロポリスは、巣や中にいる幼虫や卵を

微生物や守るために使われます。

 

 

その高い抗菌作用を利用して、サプリメントとして利用されています。

カプセルに入れたやつより、液体のほうが使いやすです。

口内炎や歯肉炎などに使うと、治りが早いです。

ただ、超痛いですけど(笑)

 

そのため、プロポリス入り歯磨き粉ってのは、なかなか良いです。

口内ケアには最適だと思われます。

 

あとは喉の炎症には抜群に効きます。

しゃべる仕事をしていると、のどを痛めることがあると思われますが、

そういったときに重宝します。

 

プロポリス入りの飴は必須アイテムですよ。

舐めるとピリピリします。

慣れてないと痛いです(笑)

 

ピリピリ感じないのであれば、配合量が少ないと思って大丈夫です。

 

 

また、細胞賦活作用があるとかないとかで、傷に塗れば、消毒もできて一石二鳥だとか。

これまた、メチャクチャ沁みるんですけどね。

 

 

一般的にはエタノール抽出されますが、

超臨界抽出したものが一番効きますよねー

イメージは、プロポリスの原塊に物凄い圧力をかけて、

エキスを絞り出すって感じかな。

 

脂溶性であるジテルペンを豊富に含んだものが抽出されます。

また、300種類にも及ぶといわれる成分を、余すことなく

抽出しています。

 

まあ、その分、お値段の桁が変わってきますけども。

 

 

プロポリスで有名な産地はブラジル。

高温多湿な環境下であるアマゾンでは、より強力な抗菌作用が求められるため、

非常に強力なプロポリスを作ります。

 

その色は緑がかっており、グリーンプロポリスと呼ばれます。

最高級のプロポリスといえば、ブラジル産のグリーンプロポリスってことになります。

 

 

さてさて、ローヤルゼリーが化粧品原料として使われているように、

プロポリスも化粧品でも使われます。

 

とはいえ、あんまり多くはないです。

理由は刺激があるので、高濃度で配合する訳にはいかないからです。

 

確かに細胞賦活作用、抗炎症作用などありますが、

それを実感できる濃度ってのは、ピリピリします。

傷があろうものなら、冗談抜きで泣けるレベルの痛みですから・・・

 

というわけで、使われているプロポリスはそこそこのもので、

そこそこの濃度しか配合されませんので、

期待できる効果は抗菌作用くらいになります。

 

まあ、それをウリにして販売するってのも面白いですけどね。

「これは本物のだ。だからこそ、刺激があるのだ!!」なんていってね。

売れるかどうかは知らん。

 

使い道としては、にきび対策用のアイテムくらいかね?

 

 

肌に塗るっていう研究がほとんどされていないので、

もしかしたら新しい発見があるかもしれませんが、

今のところは、飲むことをオススメするかなー

 

この時期だと、花粉症の症状を緩和する効果が確認されていますし、

アトピーなどの痒みを緩和する効果もありますし、

風邪などの感染症にかかりにくくなりますし、

治りも早くなるとの発表もありますから。

 

 

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