セラミドの濃度争いは回避された?

濃度よりも種類へ移行してますねー

ある程度は予想していたことですが、

セラミドの濃度争いは回避されたのですかねー

まあ、不毛な争いになりますからね。

非常に喜ばしいことではあるのですが。

 

実は、とあるセラミドクリームを調べたら、以前は4%を謳っていたのですが、

高濃度という武器を捨てて、種類がたくさん入っているという方向性に転換していました。

いやはや、びっくりであります。

 

 

そもそも、4%という数字には根拠はなく、

大手企業が後追いできないように、高濃度配合したという、

ある種のプロパガンダ的な意味合いが強いです。

 

そもそも、です。

セラミドプレミックスで販売されているものは、

原液で1%そこそこなんです。

 

それを数%に薄めて使うことを想定しているわけで、

それよりも遥かに高い濃度にする意味があるか?

 

セラミドについて最も詳しいといっても差し支えない、

セラミドの原料メーカーが、そんな濃度必要ないと

言っているわけでして、まあ、それに従うのが道理かと。

 

濃度に合わせて、正比例し続けるってことは、

基本的にはないわけですよ。

薬をたくさん飲めば病気が早く治るかというと、

そんなわけがない。

 

それと同じことです。

 

 

とはいえ、高濃度というコピーは強い事には変わりなく、

わざわざ、それを手放す必要はなかったような気はしないでもないです。

まあ、コスト面の問題なんしょね。

 

 

まあ、その大手さんも1種類から3種類に増やしてきましたしね。

これは、1種類よりも複数のほうがよい、濃けりゃいいってもんじゃない、

種類が多いほうがいいんだ、と主張する輩への牽制でしょう。

 

種類も多くて、濃度も高いと、これも追随者を蹴落とすための手段です。

弱者のベネフィットを奪うという強者の常套手段ね。

 

 

また、別の大手はアシルセラミド(セラミド1)を持ち出し、

これこそが重要だとの理論を主張しています。

こちらは少々難しい話になるので、あまり普及しているとは言い難いです。

 

 

以前からうちもアシルセラミドについて、主張していることではありますが、

うちの影響・・・ってことはないです。

 

うちなんてそんな影響力はあるわけがない。

純粋に、それが1つの事実であったってだけ。

数を揃えるってのもまた然り。

 

 

一昔前は天然セラミドがいいといってた時代があり、

ヒト型セラミドが良い、セラミドには何種類かあって、

種類が多いに越したことはない、

そのなかでセラミド1が超重要・・・

 

ようやくここまできたわけです。

 

次のステージは、いよいよ天然ヒト型セラミドの時代になる・・・かも。

特許が切れるまで今しばらく時間があるので、まだまだ先の話になると

思っていましたが、最近、植物由来のヒト型セラミドがでてきましたからね。

 

そう遠からず、そんな時代がくるかなー

という気がしないでもないって感じです。

 

 

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